64（WZ・NY） ページ17
WZ side.
全てが終わってから、一ヶ月が経った。
もうそろそろ落ち着いてきた。
だから、俺は伝えられてなかった気持ちをナユンに伝える事にした。
俺は放課後、ナユンを空き教室に呼び出した。
NY「どうしたの？急に呼び出して。」
WZ「実は、伝えたい事があって…」
そう言うと、ナユンは察したのか、少し困ったような顔をした。
NY「私から先に、言ってもいいかな…？」
WZ「…ん？」
ナユンは泣きそうになりながら、
NY「私、転校するの。」
そう言った。
嘘、だろ…。
どうしてこんなタイミングなんだよ。
WZ「…どこに行くんだ？」
NY「…日本。日本にいる親戚の家で暮らすことになったの。」
国をも越えるとか、笑えねえな。
俺はその後の話も聞かずに、俺はナユンをギュッと抱きしめた。
NY「っえ…？ウジ君…？」
WZ「好きだ。」
NY「え…！？」
WZ「ずっと前から好きだった。」
鼓動が速くなっていく。
でも今はそんな事無視して、気持ちを伝える。
すると、ナユンはゆっくりと体を離した。
ナユンは耳まで真っ赤にして、
NY「ごめんね…」
涙ながらにそう呟いた。
俺はもう何も聞きたくなくなってもう一度抱きしめた。
NY「ちょっと…！」
WZ「今日で、終わりにするから。この想いを終わらせるから。
だから今は、このままで居させてくれ…！」
そう言うと、ナユンはもう何も言わずに、俺の背中に腕を回した。
NY side.
バカ。ウジ君のバカ。
私だって好きだったのに。
人の気持ちも知らないで…。
こんなんじゃ、未練残っちゃうよ…！
でも国を跨いだ遠距離恋愛なんて私には出来っこない。お互いがお互いを縛り付ける事になってしまうから。
だから、この気持ちに蓋をしよう。
私が高校初めて恋した人に気持ちを伝えるにはもう何もかも遅かったみたいだ。
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まちはぐ(プロフ) - もちさん» ミカンちゃんから聞きましたよ〜！！読んでくれて本当にありがとうございます！！これからも頑張ります！！ (2019年8月22日 22時) (
レス) id: 362e6a4942 (このIDを非表示/違反報告)
もち - 路地裏の狼おもしろかったです！！！ ハッピーエンディングでとても嬉しかったです>< 次の作品でもがんばってください！ (2019年8月22日 20時) (レス) id: 6d4e2e3e46 (このIDを非表示/違反報告)
まちはぐ(プロフ) - ミカンさん» 初めての作品が終わっちゃうって私でもちょっと寂しかったなぁ…。でも新しい作品もどんどん書いていくので期待しててください！！ (2019年8月22日 10時) (レス) id: 362e6a4942 (このIDを非表示/違反報告)
ミカン - いや〜！！オンニ〜終わってしまうの！見るのが楽しみだったのに！今までお疲れ様でした！！次の小説楽しみにしてます！！、、ん、オンニまって、次って新しい小説かくんですか？ (2019年8月22日 6時) (レス) id: 6d4e2e3e46 (このIDを非表示/違反報告)
まちはぐ(プロフ) - ミカンさん» ミカンさんこんにちは〜！ジョシュアペンへといざなうまちはぐです( *｀ω´)後の話の流れを早くまとめられるよう頑張りますね！！ (2019年8月19日 17時) (レス) id: 362e6a4942 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まちはぐ | 作成日時：2019年7月20日 22時
