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You side
こうやって、家に入るときも警戒してしまう。
どこかで誰かが見てるんじゃないかって…
…まあ 今更警戒しても もうバレてるから
遅いんだけど。
｢ただいま〜｣
BH｢あっ！Aちゃんっ！おかえりっおかえりっ！おかえりAちゃんっ｣
ベクが犬みたいに跳ねながら玄関まで来た。
…ほんとに犬みたい。
BH｢ねえAちゃん？｣
手を洗って着替えようと思い、部屋に行っても付いてくる子犬。
Aちゃん、なんて呼ぶときはだいたいなにかお願い事とか企んでるときなのよね…。
｢んーなに？｣
BH｢夏休みさ、旅行行こう？｣
｢旅行？どこに？｣
BH｢お泊まり旅行！！｣
｢なんでいきなり？｣
BH｢だってさ、俺達3年だし！Aだって大学受験あるでしょ？だから夏休みに遊んどかないとって！｣
夏休みに遊んでたらダメなんじゃないの？(苦笑)
…私はそんなに良い大学目指してないから大丈夫だけど。
｢ベク、大学行けるの？｣
BH｢うんっ！どっかしら拾ってくれるとこあるでしょ！！｣
｢でもベク、あんたの成績じゃ無理よ？｣
しっぽをふってウキウキしてるベクが可愛くて頭にポンッと手をのせた。
BH｢おんまみたいなこと言うなよ！いーじゃん行こうよ！ね！？ね！？｣
｢…しょーがないなぁ。｣
BH｢いやったあぁああ！｣
｢そのかわり帰ってきたら勉強だよ？｣
もうすぐ夏休みかぁ…
1年の頃は…まだ付き合ってなくて…ベクに連れられてよく遊んでたなぁ。
2年の頃はベクが暑くて外に出たくなーいってうるさくて家にいた気がする。
…大学生になったら
私たちどうなるのかな？
私とベクにも、別れが来たりするのかな？
BH｢A？どうしたの？｣
｢あ、んーん考え事。｣
BH｢…なに？教えて？俺には全部教えてよ。｣
私がこんなんでもベクは付き合ってくれてる。
ベクは、…私にベクはもったいない。
どうしてだろう。
前までこんなこと思わなかったのになぁ…。
…リヨンちゃんの存在を知ってから、
不安に思うことが多くなった気がする。
｢何でもないよ？ご飯にしよっか！｣
ベクがいつまでも私の隣にいてくれるわけじゃないんだ。
いつ、私に冷めるかわからないし。
いつ、飽きられるかわからないんだ。
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チェンド(プロフ) - すっごいおもしろいです！ギョンスくんも可愛くて仕方がないです (2016年3月15日 10時) (
レス) id: a53239cb85 (このIDを非表示/違反報告)
三毛猫(プロフ) - おもしろい!!ﾘﾖﾝ嫌い！ (2016年3月8日 22時) (携帯から) (レス) id: 3c2c9e6ff6 (このIDを非表示/違反報告)
にの(プロフ) - とつとっても面白いです！更新楽しみにしてます！！！ (2016年2月18日 17時) (レス) id: 0f8571db44 (このIDを非表示/違反報告)
ベッベク(プロフ) - こんばんは！とても面白くていつも楽しみにしています！更新頑張ってください！ (2016年2月8日 0時) (レス) id: 3283d09295 (このIDを非表示/違反報告)
XIA(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください♪ (2016年2月7日 23時) (レス) id: 1bac466c95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいす | 作成日時：2016年1月31日 20時
