四つ葉のクローバー6 ページ7
一「学校の案内はこのくらいでしょうか？」
四「だなー」
貴「和泉さん、環く……四葉さん、ありがとうございました」
四「……」
一「大丈夫ですよ。では、私は戻りますね」
スタスタと和泉さんは行ってしまった。それと同時に「ねぇ」と声をかけられる。
貴「は、はい…？」
四「アンタってさ、俺のこと……知ってるよな」
貴「……まぁ、はい」
四「そのネックレス……誰からもらった？」
貴「これは……っ」
四「このネックレス、俺も持ってんだ。俺が知るかぎり、これを持ってんのは俺と妹ともう一人の知り合いなんだ」
貴「………」
なんか、急に怖くなってきた。別に当たり前のことを話してるだけじゃない。なんで急に？
……多分、あれから年数を重ねて受け入れてもらえるのか……不安なんだ。
四「アンタは………Aだよな……？」
貴「………っ」
どうして「うん。そうだよ」って声が出ないの？
私は、カタカタと震えながら声を出せなかった。
四「………ごめん。怖がらせた？」
貴「あっ、平気です…から。………そう…です」
振り絞った声は、すごく小さく情けなかった。
貴「私は………小さい頃、……施設で環くんと……会ったことが……あります」
四「………やっぱ、Aなんだよな？」
貴「……うん………っ！？」
急にギュッと抱きしめられた。突然の事に、私は驚きを隠せない。
四「…ずっと……ずっと会いたかった………っ！！」
貴「っ………わ、私も……っ」
勇気を出してよかった。
…………貴方が変わってなくて良かった。
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なつめみく - 神杉て死ぬ。環くんのしょうせつとか神でしかないよ、、 (10月3日 15時) (
レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
セツナ(プロフ) - ユナさん» コメントありがとうございます！Σ(´□｀;)確かに一織がっ！すぐ直します！ (2017年12月29日 14時) (レス) id: 2130f82184 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - 面白かったです。此れからも頑張ってください あと、伊織ではなく一織ですよ。 (2017年12月29日 2時) (レス) id: 354bada69a (このIDを非表示/違反報告)
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