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､ヽ`､ヽ`ヽ､`ヽ､
トースターがチン！と音を立ててパンの焼き上がりを知らせた。
１枚にはバターをたっぷり。
もう１枚にはクリームチーズにブルーベリーのジャムをのせて。
テーブルに持っていったところでチャニョルが席についた。
「飲み物、コーヒー？牛乳？何にする？」
「Aは？」
「カフェオレ。ノンシュガー。」
「じゃぁ俺もそれで。」
「ん。」
テディベアのマグとバラのマグに半分牛乳のカフェオレを淹れた。
「はい、頂きます。」
「いただきます！」
手を合わせた私にチャニョルが続く。
ブルーベリーのトーストにかじりつけば、前からジーッと視線を感じた。
「何？」
「いや、美味しそうだなって。」
「何が？」
「Aのトースト。」
え、朝から甘いのやだって前来たとき言ってたじゃん。
「下はクリームチーズだけど
上はブルーベリーだから甘酸っぱいよ」
「へえ!!美味しそう！」
‥‥。
「‥食べたいの？」
「いいの！？」
キラキラした目。
最初っから狙ってたやろ。
まぁいいけど。
「はい、半分。そっちと交換ね。」
トーストを真ん中で二つにちぎり、チャニョルのお皿にのっける。
「交渉成立！」
彼も見よう見まねでバタートーストを半分に‥いや、２対１にしたので小さい方をもらった。
朝からイケメンと呼ばれる男の顔を見ながらモーニングか。
ちっともキャーッ!!ってならないのは何でだろう。
とりあえず目の前の朝食に集中。
とサラダをムシャムシャ食べ始めると、
「なんかいいね。こういうの。」
「は？」
「新婚さんとかカップルとかこんな感じなのかなーと。」
はい、爆弾発言が来ましたよ。
「別に珍しくもないでしょ。
「いやぁ、俺若いときから独り暮らしだからさ。
なんか憧れる。」
「いやいや、だとしてもよ。
今までの彼女とかとしたことあるでしょ。」
今更何を言い出すのかと訝しげに顔をあげれば、ポカンとしたチャニョルと目が合う。
「俺、朝まで居たことない。」
「は？嘘でしょ。」
「まじで！彼女の家とか泊まったことないわ。
学生のときは寮で門限あったし、
社会人になってからは次の日仕事あるし。
マジでないんだよー。」
「へぇー‥」
「それに家帰んないと何か落ち着かないっつーか。」
じゃー、なんで
しかも今日で何度目だよ。
本当、厭になる。
､ヽ`､ヽ`ヽ､`ヽ､
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ageha(プロフ) - あやテテさん» 初めまして！コメントありがとうございます!!主人公を気に入っていただけてとても嬉しいです。本当にありがとうございました!! (2021年7月28日 22時) (
レス) id: 77f3be5fed (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - とても面白かったです！チャニョルさんカッコ良いです…！主人公さんのキャラもとても好きです！素敵なお話をありがとうございました！ (2021年7月27日 9時) (レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ageha | 作成日時：2019年11月7日 9時
