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*°⋆*
「こんばんはー！おじゃまします！」
「Aさん、いらっしゃい！」
奥の個室に行くと、イケメン女子なビョルちゃんと優男なジョンファン君。
女子三人に男一人ってどうなのよ？
と思うかもしれないけれど、全く以て違和感なしだった。
ハニちゃんの今の同期さんたち。
五年間、積もりに積もった愚痴を楽しげに、時おり真剣に聞いてくれた。
少しずつだけどチャニョルへの思いを昇華していけそうだと思った。
終電の一本前に何とか間に合いそう。
駅まで一緒に来て別々のホームに向かう。
「次はカラオケ行こう！」
「いいね、熱唱したらストレス全部吹っ飛ぶよ。」
別れ際、ビョルちゃんの素敵な提案にジョンファン君も乗っかる。
手帳に新しい予定が増えた。
久しぶりに食べたせせり焼きもとても美味しかった！
くるり、振り返ってお礼を伝える。
「ハニちゃん、今日は本当にありがとう。
いっぱい愚痴ってごめんね。」
「いいの、いいの！
Aちゃん、来たときよりも明るくなって良かった！」
本当になんて良い子なんだろう。
泣きそうになりながらハグを交わしてそれぞれ電車に乗り込んだ。
家に帰り、まずお風呂。
居酒屋のにおいをスッキリ落として部屋に戻るとLINEが来ていた。
【Aー、帰った？】
【帰ったら連絡してね】
２時間前と１時間前。チャニョルだ。
【ごめん！今帰った。どうした？】
お昼と同じ。すぐ既読がついて、
でも、今度は電話が掛かってきた。
「Aー、無事？」
「うん！」
おっきい声で呼ばれて、反射的に勢いよく返事する。
一体どうした？
「タクヤが“Aが合コン行った！”って
騒いでて心配で‥！」
「ふはっ！何それ！有り得ないし。」
どうして婚活の話からそうなるの。
「だよなー。あー、焦った！」
「あはは！心配してくれてありがとう。
でも、今日はハニちゃんたちと食事しただけだから。」
女子会！と打ち明けると、間が空いた。
「‥え？A、仲良かったっけ？」
急にトーンが下がったチャニョル。
「いや？この間、偶然にも再会してね。
意気投合したの。」
「そっかぁ‥あ！お土産なんだけどさ！」
少し沈んだ様子を疑問に思いながらも本題へ入った。
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ageha(プロフ) - あやテテさん» 初めまして！コメントありがとうございます!!主人公を気に入っていただけてとても嬉しいです。本当にありがとうございました!! (2021年7月28日 22時) (
レス) id: 77f3be5fed (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - とても面白かったです！チャニョルさんカッコ良いです…！主人公さんのキャラもとても好きです！素敵なお話をありがとうございました！ (2021年7月27日 9時) (レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ageha | 作成日時：2019年11月7日 9時
