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どうも、チャニョルです。
現在の時刻は午前2時半、日付は変わりました。
場所は変わらずカラオケの一室で、終了時間まではあと1時間といったところでしょうか。
しかし、事の発端であるA先輩が泣き止みません！
かと言って、俺もジョンヒョン先輩の歌に感動した余韻があり、未だにハッピーウイルスを製造できずにいます。
「ヌナー？泣かなくてもいいじゃない！」
「だって…凄く切なくて。
でも、救いもある愛に満ちた歌詞で、
ジョンヒョンの歌声も素敵すぎる鳥肌もんで
感動して涙が止まらないの……(T-T)」
私はジョンヒョンの歌声に包まれて息絶えたい……。
そう泣きはらした顔でソファーに突っ伏す先輩をジョンヒョン先輩が揺さぶり起こす。
「何言ってるんですか！ヌナ、ダメですよ！そんな風に言っちゃ!!」
「うぅ……ジョンヒョン‥(泣)」
「しっかりしてください、ヌナー！」
そして、何でヒョンまで涙ぐんでるんすか。
‥あ、ヒョンて呼んじゃった。
ま、いいか。
そんなこんなで、ヒョンに宥められ、持ち時間を残して店を去る俺たち。
凍てつく車のフロントガラスが機能するまで、寒さに震えながら後部座席で待機する俺と、
ハンドルに頭を預けてぼーっと宙を見るA先輩。
しばらくして、先輩のお財布で支払いを済ませたヒョンがホットココアの缶を片手に戻ってきた。
助手席に乗り込んで、缶を手渡しするヒョン。
「ほら、ヌナ。これ飲んで落ち着いて。
うちのマンネも甘いココアが大好物でさ。
暖まったら行こう？」
僕らは運転できないですから、ヌナにしっかりしてもらわないと。
口調こそクール？でも、瞳はやさしく先輩を見つめ、穏やかな笑みを浮かべている。
A先輩は「ありがとう」と呟いてココアを一口、二口飲むと、「よし、帰るか！」と気合いを入れた。
社宅のアパートまで乗せてもらって、あとは俺たちがA先輩を見送るだけなんだけど。
運転席側に回って心配げなヒョン。
そりゃそうだ、ここから先輩の家までは更に30分はかかる。
‥ほんと、フラフラで心配です。
「ヌナ、本当に大丈夫ですか？」
「大丈夫だよ、ココア飲んだし！帰りは楽しい曲聴いて帰る！」
「ぜひそうしてください、ね！」
着いたら連絡してくださいよー！と声を張るヒョンに先輩はひらりと手を振って、再び車を走らせた。
「はー‥心配。」
「大丈夫っすよ、意外とあの人図太いし。」
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ageha(プロフ) - もっちさん» ありがとうございます！アンケートの御礼文を加筆しました。キュンキュンしていただけて何よりです！キャラとか大分崩壊してると思うんですが‥次はどうしましょうかね？(笑)とりあえず裏の続きを書きます(*￣ー￣) (2016年2月6日 11時) (
レス) id: 637dbcfcc6 (このIDを非表示/違反報告)
もっち(プロフ) - もう、キュンキュンしかない！( *´艸｀)うふふうふふしながら読んでしまったよ＼(^_^)／ (2016年2月6日 10時) (レス) id: c74f559774 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ageha | 作成日時：2016年2月6日 2時
