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「は？」
「ほら、お揃い！カップルみたいでしょ？」
「あー‥(笑)」
お互いの服を差せば、バカップルだね！と笑顔で毒を吐かれた。
それでもめげずに左肘を曲げてエスコートすれば、何だかんだ乗ってくれる。
A先輩と居ると本当に楽しい。
電車に乗り込めば日曜だからか意外と混雑していて、ドア横のスペースを確保する。
吊り革を持って、壁に背を預けた先輩の前に立つ。
「立ちっぱなしになっちゃいましたね。」
「隣の県に入ったら座れるよ。」
背が高いことを気にするA先輩。
けど、オレからしたら20�僂舛腓辰板磴だ菁擇肋�さくて可愛いものに入る。
「疲れたらもたれていいですからね！」
「ヨリさんのが体力ないじゃん！」
無理しなくていいから、いつも通りでいて。
そう微笑む先輩はやっぱり大人だ。
「体力はライブではっちゃける用にとっておこ？」
セリフは散々なのに。
こてん、と首を傾げながら見上げられて、不覚にもかわいい！と思ってしまった。
先輩の読み通りに四駅目には無事に座れてホッとする。
「今のうちに予習しておかなきゃ！
ヨリさんも聴く？」
「うん！ぜひ！」
片方だけイヤホンを差し出されて受けとると、自分の左耳にかけた。
一つのイヤホンを二人でシェア。
‥なんかこういうの、カップルっぽい♪
会場に着くと若い子で溢れかえっていて、カメラは回っているしインタビューもしていた。
「やー‥若くてスレンダーな可愛い子ばっかり!!気後れするわ！」
早く会場入りしよ！
シャツの裾をくいっと引かれて首肯く。
歩き出した先輩の前がモーゼのように開けていく。
自分に向けられた視線にも気づかないで一人ルンルンな先輩。
見せつけるようにその肩を抱き寄せた。
ハッと息を呑む音のあとに色めき立つ空気。
「‥Aが一番きれいだよ」
「ん？なぁに？」
「ううん、何でもない！早く行こ^^」
呟いた声は届かなかったみたいだけど。
皆さん、この人は(今だけ)オレの彼女です!!
ファンクラブの会報に載せる写真を撮っていたらしいカメラマンが近づいてきたけれど。
先輩を自分の体で隠して、振り返った。
「この人オレのなんで、邪魔しないでください。」
あっかんべー！と舌なんか出してみた(笑)
「ヨリさーん！見て！スタンド一列目!!」
「うっそ、まじで!!?」
「マジマジ！ヤバい、テンション上がる！」
中へ入れば、なんとバクステが目の前に。
はードキドキしてきた！
呟いて胸を押さえる先輩の肩を大丈夫だよと撫でた。
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ageha(プロフ) - もっちさん» ありがとうございます！アンケートの御礼文を加筆しました。キュンキュンしていただけて何よりです！キャラとか大分崩壊してると思うんですが‥次はどうしましょうかね？(笑)とりあえず裏の続きを書きます(*￣ー￣) (2016年2月6日 11時) (
レス) id: 637dbcfcc6 (このIDを非表示/違反報告)
もっち(プロフ) - もう、キュンキュンしかない！( *´艸｀)うふふうふふしながら読んでしまったよ＼(^_^)／ (2016年2月6日 10時) (レス) id: c74f559774 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ageha | 作成日時：2016年2月6日 2時
