ヌナ、ピンチ。(JH) ページ15
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どうも、お気に入りのラジオは青い夜。
ジョンヒョンです。
春から新しい事業所の副主任に昇進しました。
三年経っても成果が出せなかったら帰国しようと思っていたので、晴れて今年も日本で暮らすことになりました。
異動の打診があったとき、迷わず是と即答したのは新しい上司がAさんだったから。
理由は二つあって、一つは彼女が日韓のバイリンガルで、英語もできると聞いていたから。
やっぱり僕も言葉の壁には苦労しましたから。
もう一つは……きっと彼女は覚えていないだろうけど、彼女が恩人だから。
三月に入って春めいた今日。
家を出れば、山間部のこの地もコートが要らないくらい暖かかった。
朝から説明会があって、午後には体験がある。
土曜日だからAヌナと僕だけが出勤で、チャニョルたちは休み。
「おはようございます、ヌナ。」
「おはよう、ジョンヒョン。今日はよろしくね。」
説明会ということで、今日はビシッとスーツ姿のヌナ。
春らしく紺色のノーカラージャケットと細い足首が目立つ八分丈パンツ。
ドレープの効いたシフォンの白いカットソーが女性らしさを際立たせている。
…今日のヌナは美人だ。
説明会が始まった。
前でヌナが説明をし、後ろで僕が控える。
緊張した面持ちで、でも、身ぶり手振りで一生懸命思いを伝えるヌナに自然と拍手が起こった。
「ぜひよろしくお願いいたします。
本日はありがとうございました。」
ここからは僕の仕事。
お越しくださった皆さんをお見送りして、時には細かな質問に応対する。
全員お帰りになって、片付けようと中へ戻れば、ホワイトボードに手をついて、立ったまま固まっているヌナがいた。
「Aさん？どうしましたか？」
「あ、ジョンヒョン‥あの、足がつっちゃってね。」
動けないの、
消え入りそうな声で苦笑するヌナへ駆け寄った。
「大丈夫‥じゃないですよね。
ちょっと失礼しますね」
「わっ、ジョンヒョン！？」
正面から腕を回してヌナの膝を抱える。
急に体が浮いてビックリしたヌナが慌てて僕の肩に捕まった。
すぐ近くにある机の上へそっと降ろす。
ヒールのあるパンプスを脱がせた。
薬指と小指の付け根からピキッと固まっていて、多分ふくらはぎも。
床に膝をついて、ヌナの足を乗せると、ストッキングをとった。
「痛いかもしれないけど我慢して」
「や、ジョンヒョン！汚いから！」
「いいから、」
ぐいと左手で足の指を伸ばして、右手でふくらはぎをマッサージした。
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ageha(プロフ) - もっちさん» ありがとうございます！アンケートの御礼文を加筆しました。キュンキュンしていただけて何よりです！キャラとか大分崩壊してると思うんですが‥次はどうしましょうかね？(笑)とりあえず裏の続きを書きます(*￣ー￣) (2016年2月6日 11時) (
レス) id: 637dbcfcc6 (このIDを非表示/違反報告)
もっち(プロフ) - もう、キュンキュンしかない！( *´艸｀)うふふうふふしながら読んでしまったよ＼(^_^)／ (2016年2月6日 10時) (レス) id: c74f559774 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ageha | 作成日時：2016年2月6日 2時
