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ご飯はめちゃくちゃおいしかった！
丼ってあったから心配だったけど、ワンプレート仕様で見た目もおしゃれだった。
所狭しとサラダ、サイドディッシュが並び、手前にライス。
その上に厚切りのローストビーフが幾重にも盛られていた。
ボリュームたっぷりに見えるけどご飯の量は控えめ。
スープカップにはコンソメスープ。
優しい味で心まで満たされた。
ベッキョンくんが頼んだハンバーグもワンプレート仕様で、
まん丸のげんこつハンバーグをもぐもぐ食べるベッキョンくんはとても可愛かった。
「「ごちそうさまでした！！」」
二人して手を合わせる。
約束通り二人分出す。外に出るともう空は薄暗くなっていて、風が冷たくなっていた。
車に乗り込むと
「食後にドリンクはどう？」
と提案してくれて、M's cafeに寄ることにした。
「フルーツ・イン・ティー２つ！take outで。」
「お味はどれにされますか？」
店員さんと話していた彼が「ヌナ、」と振り返る。
それだけでドキッとした。
「ん、これ。」
目が合わせられなくなって、ポスターを指差す。
「ん。OK，レッドね。
じゃーおれはイエローにしよっかな。」
「レッドとイエローをお一つずつですね？」
「はい、おねがいします。」
スマートに支払いも済ませてしまった。
「はい、おまたせ。」
「ありがとう‥」
にっこり笑うベッキョンくんに顔から火が出そう。
「公園寄ってく？」
こくん、と頷いた。
パーゴラの下に置かれたベンチに並んで腰かける。
ずっと言えなかった感謝の言葉がすんなりと出てきた。
「‥二日間、ありがとう。」
「どういたしまして？」
「ちょっとボウリングすきになったかも」
「本当？良かった。」
そんな風にやさしく微笑まれると心臓がいたい。
街灯に照らされたベッキョンくんは男っぽいのにすごくきれいだった。
(やっぱりこの人、格好良い。)
ぼうっと見惚れていると、名前を呼ばれた。
「Aさん、」
「はい、」
「おれ、Aさんが好きです。」
そっと両手を包まれた。
私は今、夢でも見ているんだろうか？
「…ゆっくりでいいんで、おれのこともっと知ってください。
これがおれの願い。」
「はい。」
「またデートしましょ？」
「はい！」
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ageha(プロフ) - てみさん» てみさん、こんばんは！コメントありがとうございます!!いつかヒロインにその台詞を言わせたくて‥相手はこのべっちゃんだな！と決めました。反応いただけて嬉しいです^^ 50話では足りない気もしますが365の皆さんが今後も幸せであることに間違いないでしょう！ (2020年10月21日 19時) (
レス) id: 77f3be5fed (このIDを非表示/違反報告)
てみ(プロフ) - agehaさん こんばんは！更新ありがとうございます！しうちゃん，べっちゃん編2作品読ませて頂きましたが，べっちゃん編のヒロインちゃんのプロポーズが男らしかった(笑)また最初から読み返してきます＾＾ (2020年10月20日 18時) (レス) id: 489d1a8928 (このIDを非表示/違反報告)
ageha(プロフ) - てみさん、こちらこそいつもありがとうございます!!喜んでいただけて良かったです。続きもがんばりますね！お楽しみに♪ (2020年5月4日 20時) (レス) id: 77f3be5fed (このIDを非表示/違反報告)
てみ(プロフ) - agehaさん。こんにちは！しうちゃん，べっちゃん編更新ありがとうございます！とっても嬉しいです。いつもありがとうございます！ (2020年5月3日 18時) (レス) id: 489d1a8928 (このIDを非表示/違反報告)
ageha(プロフ) - てみさん» てみさん！いつもありがとうございます!!皆さんがここで少しでも楽しい気分になれたら嬉しいです。外に行けなくてもそんな気分が味わえるよう模索中です。続き、もう少しだけお待ちくださいね！てみさんもご自愛くださいませ。 (2020年4月2日 22時) (レス) id: 77f3be5fed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ageha | 作成日時：2019年6月27日 2時
