エリート君の後日談 ページ34
「あそこのテーブルすげーな！」
ベクが指した方向を見れば、末端席に並ぶのは
角席に副主任A先輩、社長と中国支社の幹部、主任補佐ジュンミョン先輩。
A先輩は社長のお酌を一身に受け、ジュンミョン先輩は幹部の方にどんどん呑まされていた。
珍しく酔い潰れたジュンミョン先輩をイーシンさんが姫抱きで連れていったときは、女子たちが色めきだった。
一方のA先輩は社長に肩を抱かれ、ヘラヘラしている。
何だあれ。
気に食わないと思ったのはオレだけじゃなかったらしく隣のベクも唇を尖らせていた。
かわいいな。
あ、目が合った。
「ヨリー！ベクー！カラオケに行くよ！」
「「へ？」」
「社長がご所望です！何、断るの？」
「「いえ、行きます!!」」
「ギョンスはどうする？」
「…行きます。」
…それからが凄かった。
「僕はAさんの歌が聴きたいな」
社長の一言から始まったA先輩オンステージ。
「彼らもいるしK-POPでもいいですか？」
「あ、いつものだね！いいよ！」
「何、いつものって？」
「…さぁ？」
ベクよ、３年一緒に働いてるのに知らないのか。
『目立ちたくて歌ってみても…』
「まじか！」
「すげー！ボムヌナそっくり！」
オレの好きなダラちゃんのグループのライブ映像が流れてきた！
『Just like her I wanna be??』
「「pretty!!」」
『I wanna be??』
「「pretty!!」」
先輩がシェルちゃんよろしくマイクを掲げるから二人してレスポンスしてしまう。
ギョンスも無表情を装いながら足でリズムを取っていた。
「乗ってきたね、ベク君は歌えるの？」
「僕っすか！？」
「Aさんとデュエットとかどうかな？」
「よし、行こう！ベッキョナ何なら行ける？」
ちゃっかり二人でバラード。
流れでギョンスも加わって俺らにそっくりのアイドルが歌う「十二月の奇跡」とか、ヤバかった。
「ブラボー!!
ヨリ君は？まだ歌ってないじゃん。どう？」
「僕ですか！」
「良い声してるから楽しみだよ」
「行け！ヨリ！」
ちょ、マイク投げるとか危ないから！
でも、ここで応えなきゃ男じゃない！
『抜け出した大地で手に入れたのは自由』
『I just say I'm lucky♪』
ラルクを選べば、先輩が高音パートをハモってくれた。
「はースッキリした！」
「あれだけ歌えばね」
「ベッキョナも熱唱してたじゃーん」
先輩先頭に後ろで肩を組ながら歩くオレたち。
このまま楽しい時間が過ごせたら。
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ageha(プロフ) - もっちさん» ちなみに、今ミンソギヒョンが一番の推しメンです！ (2015年12月19日 0時) (
レス) id: 637dbcfcc6 (このIDを非表示/違反報告)
ageha(プロフ) - もっちさん» ありがとうございます！本当に勢いだけで始めたので、楽しんでもらえて嬉しいです。カイくんファイティン!!そして、今から次の方を投下しまーす！ネタ切れしたら萌えをください！ (2015年12月19日 0時) (レス) id: 637dbcfcc6 (このIDを非表示/違反報告)
もっち(プロフ) - どうしよう！酔ったべくちゃんにもヤバ〜イ と思ったし、ドさんもやりおるな！って感心してたけど……しうちゃんがたまらなくステキング↑( *´艸｀)カイくん、頑張らないとしうちゃんがガンガン来ちゃうなぁ(笑) (2015年12月18日 6時) (レス) id: bd62209fae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ageha | 作成日時：2015年12月15日 6時
