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最初こそ星がきれいだとかギャラクシーだとか思わなかったわけじゃない。
けれど、ものの数秒後にはそんな余裕も一切なくなった。
‥まさに縦横無尽。
終わる時も突然だった。
「これは凄い‥A？」
「……。」
「あー‥立てる？」
「…うん」
いや、立てない。
前列の人たちが皆降りてしまって残される私。
すると、ふわ。
後ろからカイくんの両手が差しこまれて、立たせてくれた。
「み、みあね…」
「コッチョンハジ(気にしないで)」
そのあとは自力で降りたけれど、足がふらついて結局カイくんに手を引かれていく。
休憩しよう、と出口すぐのベンチに座った。
「いやー、ビッグサンダーの方が易しめだったんだね。」
「そうだね、さすがに僕も少しヤバかったから」
ふー‥と息をつく。
カイくんが落ち着くようにと背中を擦ってくれた。
「でも、面白かった！ね？」
「ね！」
「パス取ってくれてありがとうね。‥次、行く？」
「もちろん！」
笑いあってランドの端にあるスターツアーズへ出発した。
次のパレードに向けて、ロープが引かれ始める。
少し人が増えていて、慌ててカイくんのコートの袖を掴んだ。
「ん、」
「ありがと‥」
右肘が差しだされて腕を組んだ。
スペースポートに入ると、列は比較的流れていて、足を止めることなくコンコースへ。
映画の世界観も十分に楽しめる待ち時間で、やっぱり音楽がすてきだった。
セキュリティーエリアでは私たちの姿も映って、調子に乗ってニット帽のポンポンを弾ませてしまった。
一番の搭乗口から宇宙船へ乗り込むと、早速帝国軍にお目見え。
反乱軍のスパイとしてサブモニターに映し出されたのは、まさかの主人公で。
本当に居るわけではないのに、おお、同じ船に乗っているんだとテンションが上がった。
それから船は暴走し、再び銃撃戦に巻き込まれる私たち。
ストーリーに合わせて座席が動くから、視覚から入ってくる世界観にのめり込んでしまえば、純粋に楽しい。
無事に帰還した私たちはゲストたちに迎えられて、感極まる。
「すごい楽しかった！」
「ほんと？」
「うん！最高！今日一番!!」
「ふふ、良かった。実は僕もこれが一番面白かった！」
一緒だね！と喜び合った。
「最後はプーさんだよ」
「実は前から乗ってみたいって思ってたの。どうして分かったの？」
「キッチンのラックがプーさんだったから好きかと思って。」
「うれしい、ありがと！」
どれほど嬉しいか伝わるように強く手を握り返した。
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ageha(プロフ) - もっちさん» もっちさん！新年おめでとうございます!!コメントに気づくのが遅くなってすみません(>_<) こちらこそ今年もよろしくお願いいたします！そして、今年もカイ様を愛でまくると誓います！(笑)あと、新境地を開拓してみようと思うので、またアドバイスお願いします♪ (2016年1月27日 3時) (
レス) id: 637dbcfcc6 (このIDを非表示/違反報告)
もっち(プロフ) - agehaさん、明けましておめでとうございます＼(^_^)／今年もかっこいい、可愛いカイ君を見せてくれてありがとうー↑ (2016年1月6日 7時) (レス) id: bd62209fae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ageha | 作成日時：2015年11月26日 1時
