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♪。.:＊・゜
ヒョン、騙されてるの？
それとも実は付き合ってるの？
どっちもイヤなんだけど！！
それに、姉さんたちが言ってた。
結婚する気がないなら
たとえ付き合ってたとしても
ダラダラ同棲しちゃダメだって！
女の人に失礼だって！
そもそもヒョンは僕たちのヒョンじゃん！
相手の人も一緒に暮らすつもりなら
前もって挨拶に来るべきじゃん！！
「僕らのヒョンなのに〜」
ぶぅって、自然と唇が尖ってしまう。
もうかわいくないってベキョニヒョンに言われるけど、
昔っからこうなんだもん、すぐには直せない。
「彼女は‥」
「カノジョ！？」
「だから違うって！聞け！
その人はここの家主で
ルームシェアのパートナーなだけだ。」
‥それはセフナにも聞いた。
ってか、何であいつしゃべってんだ？って
ヒョンはごちってるけど、
セフナがおれに隠し事できるわけないじゃん！
「で？どうしたら家主と暮らすことになるの？」
「ああ、そっち？
店開けるために深夜まで作業とかしてて
あいつらに迷惑かけるのもなって悩んでたら
うちに住めば？って言われてさ。」
不規則な生活に
真っ暗じゃないと眠れないジョンデヒョンとか
静かじゃないと眠れないイシンヒョンに
申し訳ないから家を出ようと思った。
って、それはとってもヒョンらしい考えだけど。
それでも、ヒョンたちは淋しいって言ってたよ。
「あの人深夜にしか帰って来ないし、
俺も早朝から出勤するからさ。
家で会うことないんだよね。」
「へぇ‥その人ブラック企業にでも勤めてるの？」
「違うよ、塾。講師やってんの。」
「先生なんだ‥すごいね。」
「うん。だからさ、一人暮らしみたいなもん。」
「いや、それは違う。」
そこはスルーしないからね！
「潔癖なヒョンがおれら以外の他人と
お風呂とかキッチンを共有するんでしょ？」
大丈夫なの？？
「‥俺、料理しないしなぁ。」
「できないんでしょ。」
「おまえもだろ、」
「僕はオンマから教えてもらった
得意料理があるもん！」
セフナもおいしいって言ってた。
「風呂は俺シャワーが多いし、別に大丈夫。」
えー、ドキドキしないの？
疑わしい。
「何疑ってんの？
大体家に帰るのも俺が先なんだから関係ないだろ。」
「ふーん？トイレは？」
「俺は一階、ヌナは二階のを使うかな。」
「へーぇ？ヌナなんだ？」
ニヤニヤ聞き返せば、しまった！って顔。
♪。.:＊・゜
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作者名：ageha | 作成日時：2019年1月13日 1時
