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「はー！ご馳走さまでした^^」
シェアしたと言っても3分の2くらいは自分が食べたんだけど。
遠慮とか女の子らしくとかじゃなく、本当に美味しく食べて、本当に満腹のAさん。
今度は一緒に作りたいな、と夢がふくらんだ。
「そろそろ始まるね」
「そうですね、移動しましょうか。」
座っているAさんに手を差し出す。
スッと取ってもらえてホッとした。
「河川敷は人で埋もれるから、図書館の方に行ってみましょうか。」
「うん、ギョンスくんにお任せするね。」
図書館の敷地内にある自販機コーナーはテラスになっているから、
夜間でも入れるし座って見られるはず。
前にビジネスホテルがあって、花火なんか見えないと思われているらしく、意外な穴場だとか。
「わ！静かだし、自販機もある！
これは特等席だね^^」
…良かった。
チャニョルのGoogle先生は正しかったらしい。
10分ほどして花火が始まった。
「キレイ…」
半年ずっと忘れることはなかった、メゾソプラノの声に隣を見る。
夜空を見上げるAさんの横顔が、柳や蝶の色鮮やかな花火の光に照らされた。
Aさんの方がずっと綺麗だった。
「好きです。」
自然と告げていた。
膝の上にあった、Aさんの白い手を握る。
ビク、と肩が上がった貴女に、なるべく優しく語りかける。
「初めてご来店されたときから気になっていました。
一目惚れ、だと思います。」
完全に俯いてしまった。
握る手の力を込める。
「貴女に認めてもらいたくて…
今では社員にならないかって言われるくらいだ(笑)」
「確かに！上達していてビックリしたよ。」
目が合って貴女が笑った。
それだけで胸がいっぱいになる。
もっと僕を見せてほしいし、ずっと貴女を見ていたい。
「貴女のことがもっと知りたいし、
僕のことも知ってほしい。
まずは連絡先、交換しませんか？」
「……はい、分かりました。」
一旦手を離す。
スマホを取り出した手を包んだ。
「あの、返事は今すぐじゃなくていいんで。」
「う‥はい。」
借りますね、とスマホを受け取って自分のを登録する。
次いで自分のスマホに貴女の連絡先を入れた。
「ありがとうございます。
あ、フィナーレかな？」
スマホを返すと、花火が連続して打ち上げられていく。
Aさんの手を握って、夜空を見上げた。
「…帰りますか？送ります。
あ、でもその前にぶどう飴と綿菓子をゲットしなきゃだ^^」
行きましょうとAさんの手を引いた。
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ageha(プロフ) - Yellow8938さん» レスが大分遅くなりましたが、本当にありがとうございました。とても救われました。それなのに長い間お礼も言えずすみません‥！また細々と再開しましたので、お付き合いくださると嬉しいです(^^) (2018年4月17日 0時) (
レス) id: 77f3be5fed (このIDを非表示/違反報告)
Yellow8938(プロフ) - あげはさんおはようございます色々と考えながらお話を書いてる事に尊敬します大好きな作者様なので更新なんて気にしないでお体を大切にしてください今日1日体調崩さないように頑張ってください (2017年11月11日 7時) (レス) id: 750a0b77cf (このIDを非表示/違反報告)
結慈(プロフ) - agehaさん» レスありがとうございます！これからも応援してます〜！ (2017年6月24日 23時) (レス) id: 9666c43da2 (このIDを非表示/違反報告)
ageha(プロフ) - 結慈さん» ありがとうございます！バイクに乗るギョンスさんが書きたくて始めました。今後も楽しんでいただけると嬉しいです(*^^*) (2017年6月24日 23時) (レス) id: 637dbcfcc6 (このIDを非表示/違反報告)
結慈(プロフ) - うわぁ〜ん( ノД`)この家に住みたいよ〜(。´Д⊂)ドギョンス最高！！ヌナで良かった！ (2017年6月24日 22時) (レス) id: 9666c43da2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ageha | 作成日時：2017年6月23日 21時
