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「遅い…」
.
スマホのデジタル時計を見る。
先輩が出てから一時間半は経っていた。
コンビニっていっても、本当にすぐ近くで
歩いて5分もかからないのに。
なんでこんなに遅いの…
.
LINEのトーク画面を開いても
私のメッセージに既読はついてない。
野良猫っぽい先輩だから、
どこかで道草してるとか?
だけど、それなら連絡の一つくらい
あってもいいよね…
.
「んー…」
.
じーっと連絡の来ないスマホを睨みつける。
唇を噛んで、玄関の方を見る。
何で私、こんなに先輩の帰りを待ってるのだろう。
アイスだったら、まだ冷凍庫にあるのに…
.
「ふぅ…」
.
ちょっと様子見て来よう…
私はスマホと財布だけを持ち、
クロックスを履いて家を出た…
.
「え…」
.
だけど、アパートの階段を下りたところで
伊野尾先輩がいた。
.
冬美「もー、慧!やっと見つけた!心配したんだからね。」
慧「わりぃって。」
.
昨日、先輩を訪ねてきた冬美さんと…
しかも、腕を組んで仲良さそうに。
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まりも(プロフ) - ふるどけいさん» わわ、そう言ってくださり嬉しいです(///ω///)はい、卒論頑張ってきます! (2019年9月4日 21時) (レス) id: aaad2f0c31 (このIDを非表示/違反報告)
ふるどけい(プロフ) - 伊野尾先輩のアンニュイな感じが伝わってきていつもきゅんきゅんさせられています(´艸`*)就活の次は卒論で大変だと思いますが、頑張ってください! (2019年8月26日 23時) (レス) id: 8d66199de5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりも | 作成日時:2019年4月28日 23時