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***
夏菜「Aって、伊野尾先輩と付き合ってんの?」
「…え?」
.
あの日から一週間。
夏休み真っ只中。
カフェでナツと会って
他愛もない話をしていたとき。
どんな話の流れでこんな話題になったか分からないけど
ナツがそんな話を吹っ掛けてきた。
.
「別に付き合ってないけど……」
夏菜「え、うそだ。」
「は…う、うそって…」
.
何で真顔で断言するのか…
ナツはコーヒーをかっこよく飲んで
目線をこっちにやる。
.
夏菜「だって、この前のプールの時、
ずいぶん親しげだったじゃない。」
「え?そ、そう?」
.
夏菜「そうそう。なんなら、
あんたの元カレよりイチャイチャしてた。」
「は、はぁ!?」
.
思わず、大きな声を出して
ダンッと飲みかけの紅茶を派手に置いてしまう。
ナツは、そんな私をジーと
何故か怪しげに見て。
.
「ないない!それは絶対ない…!」
夏菜「…慌てすぎじゃない?」
「…っ、そんなことないから!」
夏菜「ふーん…?」
.
納得してるのかしてないのか。
ナツの視線は相変わらず疑っているよう。
ナツは、コトンとこれまたかっこよくカップを置いて
頬杖をつく。
.
夏菜「じゃあ、好きとかはないの?」
「ゲホ…ッ!」
夏菜「え、図星?」
「ゴホッ……ば、馬鹿なこと言わないで!」
.
思わず飲みかけの紅茶を吹き出しそうになる。
私が伊野尾先輩を好きになるって、
それこそ絶対ないのに…!
.
「とにかく!私は付き合ってもないし仲良くもないから!
それに好きになるのも絶対ない!」
夏菜「ふぅん?」
「疑いの眼差しで見ない!」
***
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まりも(プロフ) - ふるどけいさん» わわ、そう言ってくださり嬉しいです(///ω///)はい、卒論頑張ってきます! (2019年9月4日 21時) (
レス) id: aaad2f0c31 (このIDを非表示/違反報告)
ふるどけい(プロフ) - 伊野尾先輩のアンニュイな感じが伝わってきていつもきゅんきゅんさせられています(´艸｀*)就活の次は卒論で大変だと思いますが、頑張ってください! (2019年8月26日 23時) (レス) id: 8d66199de5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりも
| 作成日時：2019年4月28日 23時
