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伊野尾先輩が誘ったメンバーの予定を合わせて
ついに迎えたプールの日。
集合時間に伊野尾先輩と駅前に行くと
既に他のメンバーも揃っていた。
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大貴「おはよー!」
「今日は誘ってくれてありがとうございます。」
.
一番最初に挨拶してくれたのは
高校時代のもう一人の先輩の有岡先輩。
その隣にいるのは、有岡先輩の彼女の
水城さん。
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侑李「暑い…」
夏菜「ほんと、急に暑くなったよね。」
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そして、高3のとき一度だけ同じクラスだった知念と
なぜかナツも一緒……
いや…
なんで?
.
「ちょっとナツ…」
夏菜「ん?」
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バスが来るまでの間、私はナツに問いただそうと
ないしょ話するみたいに耳元に口を寄せた。
.
「ナツ、伊野尾先輩と知り合いだったの?」
夏菜「え?うん。高校時代ちょっとお世話になって…?」
「いや、なんでそこ疑問系?」
夏菜「…ごめん。私、そんなお世話になってないわ。」
「は、はぁ…じゃあ知念は?まだ水城さんの保護者?」
夏菜「え?知念?知念は……」
.
二人して知念の方をジーと見る。
高校時代は水城さんの保護者みたいな感じだったけど
今はきっと……
.
知念は、有岡先輩と喋る水城さんを
見つめていて。
そして、視線を感じたのか
ジトっとこちらを睨んできた。
.
夏菜「……まだあの子の保護者だったわ。」
「うん…そうみたいだね…」
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てか知念、相変わらず怖いし…
水城さん以外には
優しく出来ないのかっての。
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まりも(プロフ) - ふるどけいさん» わわ、そう言ってくださり嬉しいです(///ω///)はい、卒論頑張ってきます! (2019年9月4日 21時) (レス) id: aaad2f0c31 (このIDを非表示/違反報告)
ふるどけい(プロフ) - 伊野尾先輩のアンニュイな感じが伝わってきていつもきゅんきゅんさせられています(´艸`*)就活の次は卒論で大変だと思いますが、頑張ってください! (2019年8月26日 23時) (レス) id: 8d66199de5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりも | 作成日時:2019年4月28日 23時