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***









「はぁ…」

慧「A、いつまで拗ねてんの?」









.









新作のフラペチーノをずずずっと

おいしそうに啜る先輩。









私はさっきもらった6枚のチケットを

ペラペラと見つめる。









.









慧「3等でもすごいんだからさぁ。

よかったんじゃねぇの?」









「う…それはそうですけど……」









.









出来れば、2等がよかったもん。









それに、招待券6枚ペアもらったって、

伊野尾先輩を合わせたってあと4人。









4人も一緒に行く人がいないし……









.









「せんぱい、私、友だち少ないんですよ…」

慧「へぇ?」









「だから、2等がよかったんです…」

慧「そんな理由かよ。」









.









ケラケラ笑う先輩。









先輩は3等が当たった瞬間の私の顔がよほど面白かったのか

未だにそれをからかってくる。









.









「こんなことなら残念賞のポケットティッシュがよかった…」

慧「ふは、それは大げさでしょ。」









.









軽く唇を尖らせ、斜め上にある先輩の顔を見上げながら、

ぶちぶちと不満を零す私。









先輩は、ちゅぅとフラペチーノを吸って。









.









慧「……んじゃ、あと4人集めますか。」

「え?心当たりあるんですか?あと4人も?」









.









慧「アルアル。俺、交友関係は広いし。

それに、Aの知り合いも誘う予定だから。」









「へぇ…?」









.









伊野尾先輩の知り合いでもあり、

私の知り合いでもある人……









本当にそんな人がいるの…?









.









首をかしげる私。

疑いの眼差しで先輩を見つめて。









そんな先輩は、任せろ!とケラケラ笑って

二の腕をペチンとした。









***

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まりも(プロフ) - ふるどけいさん» わわ、そう言ってくださり嬉しいです(///ω///)はい、卒論頑張ってきます! (2019年9月4日 21時) (レス) id: aaad2f0c31 (このIDを非表示/違反報告)
ふるどけい(プロフ) - 伊野尾先輩のアンニュイな感じが伝わってきていつもきゅんきゅんさせられています(´艸`*)就活の次は卒論で大変だと思いますが、頑張ってください! (2019年8月26日 23時) (レス) id: 8d66199de5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まりも | 作成日時:2019年4月28日 23時

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