ほっぺた ぱぁん！ ページ31
エーミールとショッピは、今日の一日の流れを確認する為、
他の遣いの者と共に、教室を出て行った。
席に着くと、一斉に生徒から囲まれる。
？？？「ご機嫌麗しゅうA様。」
その中でも一際目立つ女の子に声を掛けられ
何かされるのでは…と身構える。
その子は周りの子から
【リグレイ】と呼ばれていたのを思い出し、
『ご機嫌よう、リグレイ。』
と、軽く挨拶をする。
するとリグレイは、ゴミでも見るような目でミャーシャを見た。
rig「あら、随分と醜い餓鬼を連れているようね」
馬鹿にするように笑って僕に言うリグレイ。
いや、どっちが餓鬼だよ。
『あなた、目が腐っているんじゃなくて？
彼女はとても美しく優しいのよ。
それに、初対面の方にいきなり暴言を吐くなんて。
どちらが餓鬼か、一目瞭然だわ。
高が知れているわね。』
と言って嘲笑ってやった。
するとリグレイは顔を真っ赤にして、僕に手を上げる。
リグレイが僕の頬を叩くことにより、辺りは騒がしくなる。
rig「ッ！ふん。良い様よ！
少し私の家より位が高いからって調子に乗っているんじゃなくて？」
その場で頬を抑える僕を見下ろすリグレイ。
『リグレイに、良いことを教えてあげるわ。
それこそ、あなたの言う
餓鬼ってね
図星のことを言われると、何も言えなくなって
最終的には相手に暴力を振るうのよ。
あなたもそう。
私に図星のことを言われて、
為す術が無くなってしまったのでしょう？
だから、私に手を上げた。
違うかしら？』
まだこちらには余裕がある、とでも言わんばかりに
にっこりと笑ってリグレイに言うと、
椅子から突き落とされる。
rig「何よ！余裕そうにして！
あんたなんか消えちゃえばいいのに！」
そう言って僕の頬を2度叩く。
正直、何度も叩かれるとさすがに痛いが、
我慢して、リグレイを睨み付ける。
すると、リグレイは更に怒り、
今までで1番に強い力で僕の頬を叩いた。
パァン！と大きな音がして、それと同時に
教室の扉が開く。
ゾロゾロと、それぞれの遣いの者が戻って来たのだ。
その中には、ショッピとエーミールの姿もある。
生徒達は全員、あまりのタイミングの良さに
全員口を開けて驚いている。
ショッピとエーミールは、
入って来た瞬間、僕のことを見つけた。
『あ、やっっっっっべぇ。』
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まとまり - 29ページで○655が出てきたのは僕だけじゃ無いと信じてる。更新頑張ってください！ (2020年4月21日 20時) (
レス) id: d455a140fe (このIDを非表示/違反報告)
アルパカの精霊 - emさん:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):オコラセチャアカン... (2019年12月26日 11時) (レス) id: 1120b2fa77 (このIDを非表示/違反報告)
AliceLily(プロフ) - ｱ゛ｱ゛ｱ゛ｱ゛ｱ゛神なんじゃぁ！！！！古津えう。様は神なのですか！？まじなんなんですかふざけんなぁ！！神すぎるわぁ！？なんか全然キャラ掴めてないだの言う割には上手いしぃ......でも、古津えう。様のやつめっちゃ好きっす！この作品をもっと早く知りたかった (2019年12月26日 8時) (レス) id: 875e187db6 (このIDを非表示/違反報告)
古津えう。(プロフ) - あめさんさん» 丁寧に教えて下さってありがとうございます！とても分かりやすかったです！ (2019年12月25日 22時) (レス) id: fba3f93f01 (このIDを非表示/違反報告)
あめさん - 誤字が…。すみません。「Urania. most. org」じゃなくて「Urania. most. org」ですね！ (2019年12月25日 14時) (レス) id: 5c1ae622ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：古津えう。 | 作成日時：2019年11月29日 19時
