7話 ページ9
Aside
寧「花子さん、花子さん...
今日はもう帰らせてください!」
花「ダメー」
『七番様、今日くらいはいいンじゃない?
許したら?』
花「だーめ、コレが終わったら
頼みたい大事な仕事があるんだから
サッサと終わらせてもらわなきゃ」
寧「そんなぁ...
花子さんの助手になって一週間
放課後から下校時刻までひたすら
トイレ掃除トイレ掃除トイレ掃除...
もうちょっとで校内中のトイレを
回っちゃう...」
少し気の毒に思えてきた...
寧「私、今が花の盛りなのよ!
せっかくチャンスがやってきたの〜〜
青春は短いの!」
前言撤回、少し反省しろ
花「チャンス?」
寧「デートのお誘いもらっちゃったの♡
グラスで一番かっこいい藤くんに!
しかも、二回目のデートよ!
夕暮れの誰もいない教室で
ランデブーしちゃったりして!」
花「デート!」
『二回も!』
花「ねーねーデートって何すんの?」
寧「聞きたいの〜?しょうがないな〜」
何か嫌な予感しかしねぇ...
寧「空き教室で生徒会の資料をまとめるのよ
藤くんたら誘うくせにすぐいなく
なっちゃうの...照れ屋よね」
花「ヤシロは何とランデブーするつもり?」
『あぁ、紙とか!』
寧「いいの!今は都合のいい女でも
これから進展するの!」
花「前向きだなー
でも、そいつはきっとヤシロのこと
ただ利用してるだけだと思うよ」
後ろから突然目をふさがれ、声しか聞こえなくなった。
しばらくすると、目から手が離れる。
『白鬼、なんで目ふさいだンだよ?』
白「お子さまにはまだ早いからな〜♪」
『へーお子さまじゃねぇけどな』
白「さて、そろそろ狩りの時間だ
行けるか?」
『当たり前だ
七番様、そろそろ見廻りの時間なので...』
花「あぁ、下がっていいよ」
『では、失礼します。』
そう言ってその場から離れる。
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淋涅(プロフ) - ありがとうございます!期待に応えられるよう頑張ります!!! (2020年3月11日 19時) (レス) id: 1718519144 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - 続きが気になります! 更新ファイっ!!! (2020年3月11日 18時) (レス) id: 4dface175c (このIDを非表示/違反報告)
淋涅 - コメントありがとうございます!感想とても嬉しいです!!更新の励みにして頑張ります!! (2020年2月2日 22時) (レス) id: 1718519144 (このIDを非表示/違反報告)
実栞(プロフ) - とても面白いです!茜くんの小説少なかったのでとても嬉しく、楽しく読ませていただいてます(*≧∀≦)更新頑張ってください! (2020年2月2日 19時) (レス) id: 72ae1c7201 (このIDを非表示/違反報告)
淋涅 - コメントありがとうございます!更新、頑張ります!! (2020年2月1日 21時) (レス) id: 94619f93e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:淋涅 | 作成日時:2020年1月21日 7時