検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:50,020 hit

7話 ページ9

Aside

寧「花子さん、花子さん...

  今日はもう帰らせてください!」

花「ダメー」

『七番様、今日くらいはいいンじゃない?

 許したら?』

花「だーめ、コレが終わったら

  頼みたい大事な仕事があるんだから

  サッサと終わらせてもらわなきゃ」

寧「そんなぁ...

  花子さんの助手になって一週間

  放課後から下校時刻までひたすら

  トイレ掃除トイレ掃除トイレ掃除...

  もうちょっとで校内中のトイレを

  回っちゃう...」

少し気の毒に思えてきた...

寧「私、今が花の盛りなのよ!

  せっかくチャンスがやってきたの〜〜

  青春は短いの!」

前言撤回、少し反省しろ

花「チャンス?」

寧「デートのお誘いもらっちゃったの♡

  グラスで一番かっこいい藤くんに!

  しかも、二回目のデートよ!

  夕暮れの誰もいない教室で

  ランデブーしちゃったりして!」

花「デート!」

『二回も!』

花「ねーねーデートって何すんの?」

寧「聞きたいの〜?しょうがないな〜」

何か嫌な予感しかしねぇ...

寧「空き教室で生徒会の資料をまとめるのよ

  藤くんたら誘うくせにすぐいなく

  なっちゃうの...照れ屋よね」

花「ヤシロは何とランデブーするつもり?」

『あぁ、紙とか!』

寧「いいの!今は都合のいい女でも

  これから進展するの!」

花「前向きだなー

  でも、そいつはきっとヤシロのこと

  ただ利用してるだけだと思うよ」

後ろから突然目をふさがれ、声しか聞こえなくなった。

しばらくすると、目から手が離れる。

『白鬼、なんで目ふさいだンだよ?』

白「お子さまにはまだ早いからな〜♪」

『へーお子さまじゃねぇけどな』

白「さて、そろそろ狩りの時間だ

  行けるか?」

『当たり前だ

 七番様、そろそろ見廻りの時間なので...』

花「あぁ、下がっていいよ」

『では、失礼します。』

そう言ってその場から離れる。

8話→←6話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (75 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
143人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

淋涅(プロフ) - ありがとうございます!期待に応えられるよう頑張ります!!! (2020年3月11日 19時) (レス) id: 1718519144 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - 続きが気になります! 更新ファイっ!!! (2020年3月11日 18時) (レス) id: 4dface175c (このIDを非表示/違反報告)
淋涅 - コメントありがとうございます!感想とても嬉しいです!!更新の励みにして頑張ります!! (2020年2月2日 22時) (レス) id: 1718519144 (このIDを非表示/違反報告)
実栞(プロフ) - とても面白いです!茜くんの小説少なかったのでとても嬉しく、楽しく読ませていただいてます(*≧∀≦)更新頑張ってください! (2020年2月2日 19時) (レス) id: 72ae1c7201 (このIDを非表示/違反報告)
淋涅 - コメントありがとうございます!更新、頑張ります!! (2020年2月1日 21時) (レス) id: 94619f93e1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:淋涅 | 作成日時:2020年1月21日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。