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11話 ページ13

Aside

顔が熱い...

早く抜け出しいたい...!!

『...分かった、分かったから退けッ、茜!』

私が観念してやけくそ混じりに名前を呼ぶ。

それでも、茜は黙ってうつむいたままだった。

せっかく、勇気をふりしぼって言ったのにそりゃないデショ...

私は少し脱力感を感じ、はぁとため息をつく。

瞬間、茜の顔が近づき、頬に柔らかい感触を感じる。

即座にソレを理解した私は隙だらけの茜の鳩尾(みぞおち)にカウンターをお見舞いした。

そして、うずくまった茜を置いて逃げていった。

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茜side

どうしよう、Aが可愛すぎてツライ...!!

少しやり過ぎたと思って、顔見てみたら赤面して混乱してたし...

可愛いって言った瞬間のデレが可愛すぎる!!

何なんだ、あの照れ方は!?

もう最強すぎ!!

まぁ、最後の鳩尾カウンターさえなければ可愛らしい女子と言っても過言ではないよね。

...いつからだっけ、あんな変な感じで僕と接するようになったのは

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Aside

『七番様〜いつから人間の小僧なんて

 味方につけたんです?』

花「そういうのじゃないんだけどな〜」

?「おい!お前は誰なんだよ!!」

『覚えとけよ、坊主

 私は七不思議が一人、零番"鬼"だ』

?「俺は坊主じゃねぇ!

  俺の名前は源光、祓い屋だ!!」

...は?

『...ないわ〜』

光「は?」

『いや、祓い屋とか一人でいいんで』

光「はぁ?..っていうか、お前誰だよ!」

『いや、さっき言ったばっかジャン!』

光「いや、だから鬼はそっちの刀の

  ことだろ?俺はお前が誰だってことを

  知りてぇんだよ!」

『...へぇ、よく気づいたね

 まぁ、祓い屋としては及第点ってとこかな』

光「一言よけいだ!で、テメェは誰なんだよ!」

『教えるはずねぇだろ?バーロー』

光「バーローってどういう意味だ?」

私は思わず、ズコッと転びそうになった。

後ろのお二人はホントに転んだみたいだけど

『まず、そこからかよ...』

寧「源くん、バーローっていうのは

  馬鹿野郎って意味なのよ」

光「そうなんすか!?

  テメェ、ふざけん..『では、失礼させて

  いただきまーす、七番様』な?」

私はめんどくさそうな雰囲気を感じ、源後輩の言葉をさえぎり、零番の境界へ転移した。

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淋涅(プロフ) - ありがとうございます!期待に応えられるよう頑張ります!!! (2020年3月11日 19時) (レス) id: 1718519144 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - 続きが気になります! 更新ファイっ!!! (2020年3月11日 18時) (レス) id: 4dface175c (このIDを非表示/違反報告)
淋涅 - コメントありがとうございます!感想とても嬉しいです!!更新の励みにして頑張ります!! (2020年2月2日 22時) (レス) id: 1718519144 (このIDを非表示/違反報告)
実栞(プロフ) - とても面白いです!茜くんの小説少なかったのでとても嬉しく、楽しく読ませていただいてます(*≧∀≦)更新頑張ってください! (2020年2月2日 19時) (レス) id: 72ae1c7201 (このIDを非表示/違反報告)
淋涅 - コメントありがとうございます!更新、頑張ります!! (2020年2月1日 21時) (レス) id: 94619f93e1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:淋涅 | 作成日時:2020年1月21日 7時

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