太宰治の双子の妹でいる事は果たして幸運なのか

太宰(名前) まとめ ページ48

太宰A
イメージCV:沢城みゆき


本シリーズの主人公。太宰の双子の妹。太宰の蓬髪を腰まで長くしたような髪型の22歳のターナー女性。
誕生日：6月19日。身長144cm・体重38kg。血液型：AB型。好きな物は文学・読書・酒・ブルーベリー。嫌いな物は文豪ストレイドッグス・非現実的なもの・学ばない者。
太宰と瓜二つの顔だが、背丈も性格も正反対である為、兄妹であると紹介すると、度々驚かれる。
迚も真面目な性格で、国木田とは折が合う。又、教鞭を取っていた経験があるなど、共通点も多い。
周囲に人が集まりやすいと云ったカリスマ性もある。
兄の自 殺癖には頭を悩ませているが、咎めはしない。
兄に溺愛されているが、心中に誘われた事は無い。実はこれには深い訳がある。
超が付く程の本の虫で、其れ故に博識な面も見せる。

この世に生を受ける前は、漫画『文豪ストレイドッグス』の存在する世界の、一介の女教師だった模様。
文豪ストレイドッグスは『文豪達を小馬鹿にした作品』だと毛嫌いしており、其れ故に生まれ変わった今でもこの世界にうんざりしている始末である。しかし、退屈はしないと楽しんでいる様子も見られる。
前世での死因は不明。本人曰く、『思い出そうとすると頭が激しく痛む』らしい。

太宰とは昔何かあったらしく、彼からは『絶対に護る』と度々云われている。又Aも、太宰の暴走を度々許している。

太宰は彼女に対し多大な思い入れを抱いている。彼女が重症を負った際は、傷を負わせた芥川に「君でなければ、死より辛い目に遭わせていたというのに」と言い放っていた。又、彼女を守る為なら人道から外れてもいい、とも宣言している。
そして作中では彼女の前で唯一本心を露わにしている。
二人が近親相 姦の関係にあるかは不明。

Aは芥川の師である。本人は文字の読み書きを教えたと言っている。


ネタバレ

実は異能は彼女の養母エリーゼから譲渡されたものであった。
兄妹は先の世界大戦で実親を失い、路頭に迷っていたところを森夫妻に拾われ養子にされる。しかし、ある日突然家にやってきた人攫い達から彼女を守る為、エリーゼがメロスに願い、命を賭してしまう。
この事件は、森が彼女を殺せない理由を作った。愛妻が命を賭して守った形見であり、彼女の異能を受け継いだ唯一の娘だったからである。

『走れメロス』 まとめ→←弐

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す