与謝野晶子の場合 ページ4
与謝野晶子。
太宰治が病死して仕舞つたら。
与謝野晶子は、自分の無力さを感じて哀しみ乍らも、
医療の腕をあげようと努力するでせう。
彼は自l殺
命の尊さを良く知る与謝野晶子に取ってはどのような存在だったのでせう。
与謝野晶子はゐつの日か、こう云いました。
「患者の命は私達医者の指の隙間から零れ落ちる」…と。
じゃあ彼は?
与謝野晶子は、彼の病気に気付く事も出来ませんでした。
指の隙間以前に、掌に乗せる事すら叶わなかつたのです。
其れは其れは、自分を恨みました。
でも同時に「もう誰も死なせてはならなゐ。」と強く決心する事でせう。
其れが、与謝野晶子です。
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みるくれーぷ。 - 次回作を書いてたら全部消えました…(折角あとがきまで書いたのに…!)中原中也verはもっと遅れそうです。すみません… (2018年11月17日 21時) (レス) id: 830fe45671 (このIDを非表示/違反報告)
みるくれーぷ。 - 紗彩さん» こちらこそ、読んで下さり有難う御座います。如何したら雰囲気出るかなーと色々考えた結果でした。次回の「もしも」にご期待下さい。 (2018年11月14日 20時) (レス) id: 830fe45671 (このIDを非表示/違反報告)
紗彩(プロフ) - ほかの小説とはひと味違うところに魅入ってしまいました。私は大の太宰さん推しなので、後書きの「もしも、太宰治が死んで仕舞ったら」という所でゾクッときました。味のある小説をありがとうございました。 (2018年11月14日 18時) (レス) id: 1935bdbbef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるくれーぷ。 | 作成日時:2018年11月12日 21時