中島敦の場合 ページ1
中島敦。
太宰治が死んで仕舞つたら。
中島敦は、彼の死を哀しみ乍らも必死に生きるでせう。
突然の先輩の死。
其れは中島敦が感じた事の無いものでした。
其れも、仕方が無いでせう。
泣ゐて鳴ゐて啼き喚いて。
其れが、死去の知らせを聞ゐた後でせう。
だつて、初めての先輩だつたのです。
色んな始めてを中島敦に与えたのは彼でした。
そんな彼の死。
受け止めるのは簡単な事では無ゐでせう。
其れでも生きる事はやめません。
先輩の言葉を思ゐ出し乍ら、成長して生きてゐくのでせう。
大きな壁が立ち開かる時、きつと彼を思ゐ出すのでせう。
決して哀しみを忘れる事は無く。
其れが、中島敦です。
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みるくれーぷ。 - 次回作を書いてたら全部消えました…(折角あとがきまで書いたのに…!)中原中也verはもっと遅れそうです。すみません… (2018年11月17日 21時) (レス) id: 830fe45671 (このIDを非表示/違反報告)
みるくれーぷ。 - 紗彩さん» こちらこそ、読んで下さり有難う御座います。如何したら雰囲気出るかなーと色々考えた結果でした。次回の「もしも」にご期待下さい。 (2018年11月14日 20時) (レス) id: 830fe45671 (このIDを非表示/違反報告)
紗彩(プロフ) - ほかの小説とはひと味違うところに魅入ってしまいました。私は大の太宰さん推しなので、後書きの「もしも、太宰治が死んで仕舞ったら」という所でゾクッときました。味のある小説をありがとうございました。 (2018年11月14日 18時) (レス) id: 1935bdbbef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるくれーぷ。 | 作成日時:2018年11月12日 21時