太宰さんが余りにも浮気性なので中也さんに手伝ってもらってちょいと懲らしめる筈だったんですけどこの状況なんですか？2！

わかってる。 ページ29

太宰side









「申し訳、ございません…………





ここ数日、やけに大人しい様子だったようで、警備の者が油断していたようです……」









太宰「ふぅん、で？君はそれがAを逃がした正当な理由になるとでも思っているのかい？








だとしたら、君は飛んだ考え無しだ。」









申し訳ございません！と、周りの構成員が揃って私に頭を下げてきた。









太宰「謝って許されるなら、マフィアは要らないよ









君達は、今、ポートマフィアの大事な逸材を手放したんだ。





わかってるよね？君達が、今からやらなくちゃいけないこと。」









「はっ、直ぐに構成員総出でAさんの捜索をっ………！」









太宰「違うでしょ。































今から、rageの本拠地を特定して、すぐに乗り込む。








ポートマフィア中の暇な構成員全員を動かせ。









首領からは、予め、''銀の託宣''を預かっている。」









こうなる事くらい、私にも安易に予想出来た。





こんなに早く、Aが行動を起こすとは思っていなかったけれど＿＿＿＿＿









流石A。








私の予想の遥か上を行く女性は、後にも先にも君だけだよ

真実。→←さぁ脱走。

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