3人も収容できません ページ26
Aside
その後、侑に治が来た経緯や、
謎に私と侑が付き合って別れるまでの経緯を長々と話しながら、3人でご飯を食べた。
カレーを食べ終わり、食器を片付けいる時、
治とテレビを見ていた侑が私の方を向いて言った。
侑「俺も今日ここ泊まる!!」
A「却下」
侑「なんでやねん!サムはええのになんで俺はあかんねん!」
治「そうやぞ、お前はあかん」
A「普通にこんな小さな部屋に大型人間2人も入りません」
侑「そんなん治に狐になってもろて檻かなんかに入れといたらええねん!」
治「お前ひっど」
A「…てか侑、明日も練習とか会社あるやろ?やしあかん。
またご飯食べに来たいんやったら、連絡してくれたらいつでも来てくれたらええからさ」
侑「…ご飯食べに来たいだけちゃうし、鈍感」
A「え?なんか言った?」
侑「なーんもー、そんじゃ俺帰るわ、また来るな〜」
治「…」
侑はそのまま「ご飯ありがとうな〜」と言ってマンションを出ていった。
・
A「治の苗字って宮やってんな」
2人でソファに座ってテレビを見ながらそう話していた。
治「そやで、
…てかAも、ツムと付き合うとったなんてなぁ」
A「はは、まぁ昔の話やけどな」
治「……ツムとは、どこまでいったん?」
A「え?デート?」
治「ちゃうわあほ、どこまで致したんやって事や」
A「え、あ、あぁ、そっち」
少女漫画みたいなボケをかましてしまった。恥ずかしい。
A「…ちゅーまでして、
侑が私の家に遊びに来た時にちょっとそんな雰囲気になったんやけど、
私の心の準備がまだできてへんかったから、せーへんくって、
できひんまんま別れちゃったって感じかなぁ」
治「大学生で心の準備が〜とか言うてる人初めて見たわ
そん時のツムにだけは同情するわぁ」
A「う、うっさいなぁもう」
益々恥ずかしくなってソファから立ち上がろうとすれば、治に手を取ってそしされた。
A「?どうしたん?」
治は数秒視線を落とした後、私の方を見た
治「俺とはそうゆうん、したいって、思う?」
・
612人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
太宰亜里沙(プロフ) - ユピナさん» ありがとうございます!嬉しいです〜!北さんの作品もよろしくお願いします! (2020年4月5日 23時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
ユピナ(プロフ) - お疲れ様でした!狐の治くんとても可愛く面白かったです!!次作の北さんの小説も読ませていただきます!改めて完結おめでとうございます(^-^) (2020年4月5日 23時) (レス) id: d18085f850 (このIDを非表示/違反報告)
太宰亜里沙(プロフ) - Ruuさん» ありがとうございます!ほんとですか!北さん精一杯かっこよく書きます!よろしくお願いします! (2020年4月4日 20時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
Ruu(プロフ) - 本編完結お疲れ様でした!次作北さんなんですね!北さん大好きなのですごく嬉しいです!楽しみにしています! (2020年4月4日 20時) (レス) id: b4a2fe1890 (このIDを非表示/違反報告)
太宰亜里沙(プロフ) - 青藍さん» 嬉しいです!ありがとうございます!更新しますね!頑張ります! (2020年4月4日 19時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:太宰亜里沙 | 作成日時:2020年3月29日 12時