寝込み ページ24
炭治郎side
家に戻り、Aの自室をそっと開けた。
炭治郎「____居ない」
俺はさまかと思い、足早に自分の部屋に入った。
そこには、俺のベッドの中で首上までしっかり布団を被ってすやすやと眠るAが居た。
炭治郎「はあ、全く…随分と可愛らしいことをしてくれるな、Aは」
布団を少しずらし、Aの頬を指でさすると、顔をぎゅっとしかめるAが面白かった。
炭治郎「昨晩は1人じゃ寝れないって言ってたくせに…
俺の匂いで安心したのか?」
そう呟いてAの耳たぶに触れた。
A「……ん、」
その甘い声に、体が少し熱を持った気がした。
透き通るような白く、柔らかい肌。長くて綺麗なまつ毛。唇は薄いピンクに潤っている。
こうやってまじまじと見ると、本当に綺麗な顔をしているなと改めて思った。
ああ、だめだ。もっと触れたい。
わかっている。このたった2日間で、俺が彼女をどうしようもなく愛しく思ってしまっている事を。
炭治郎「____A、起きてくれ。
そして、俺を今すぐ止めてくれ。」
もう、Aに触れたくて仕方ないんだ。
326人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
太宰亜里沙(プロフ) - 司アマネさん» ありがとうございます! (2021年5月2日 17時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
司アマネ - この作品大好き!もっと読みたかった〜!クライマックスが最高!これからも頑張ってください!応援してます(^○^)! (2021年5月1日 18時) (レス) id: 9335ee8fbd (このIDを非表示/違反報告)
太宰亜里沙(プロフ) - 夢見 腐愛さん» ありがとうございます!!頑張ります! (2021年2月1日 19時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
夢見 腐愛(プロフ) - 太宰亜里沙さん» もう終わった?!もっと読みたかった!とても面白かったです!これからも更新頑張ってください! (2021年2月1日 19時) (レス) id: c181f4e3a0 (このIDを非表示/違反報告)
太宰亜里沙(プロフ) - (*´∇`*)さん» ほんとですか!めっちゃ嬉しいです!こちらこそありがとうございます〜! (2021年1月28日 10時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:太宰亜里沙 | 作成日時:2020年12月29日 18時