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朝の飛雄くん。 ページ2

Aside




朝、いつもなら目を覚ますと居ないはずのその姿が今日はあって、私は自然と笑みがこぼれた。





A「とびおーー朝だけどランニングは〜?」






私が飛雄の頬を優しくつねると、飛雄は眉間に皺を寄せて目を薄く開いた。







影山「…今日は練習もオフだからランニングも休む」





A「あぁ、なるほどね、ゆっくり寝ててね〜」






そう言ってセンター分けのサラサラの黒髪をかき分けるように撫でると、私の手に被さるようにして飛雄の手が重なった。






影山「…もう行くのかよ」




そう言って口を尖らせる飛雄があまりにも可愛すぎて私は思いっきり抱きしめる。





A「ん〜〜!!行くー!!私仕事だし〜!!



こんな可愛い飛雄置いて会社行くのやだな〜!!」





影山「可愛いとか言ってんじゃねぇぼけ」








え〜なんで〜!と言いながら私は飛雄より先にベッドから起き上がって朝の支度をして軽い朝ごはんを済ませる。





私が玄関まで行くと飛雄もそれに合わせて起き上がり、私を見送ってくれる。






A「お見送り〜?ありがと〜!」




影山「おう、行ってらっしゃい」




A「ん!いってきまーす!」








いつもこの時間はまだ飛雄は外でランニングをしていて、私が仕事で家を出た後に家に帰ってくるから、飛雄と顔を合わせるのは夜だけになる。






今日はお互いに久しぶりに見送りができて、心は大分踊っていた。






私は飛雄の頭の寝癖をそっと撫でてマンションの部屋の扉を開けた。

仕事終わりの飛雄くん。→←*



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愛葉 - 公開 じゃなくて、後悔 ですね (2021年2月26日 16時) (レス) id: 4fb3344862 (このIDを非表示/違反報告)
太宰亜里沙(プロフ) - 麗さん» そうです!わざわざありがとうございます〜!直しておきました! (2020年11月13日 16時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 22ページ 規制 ではなく 帰省 ではないでしょうか? (2020年11月13日 9時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
太宰亜里沙(プロフ) - ししひさん» これからもかっこいい飛雄書けるように頑張ります! (2020年8月22日 23時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
ししひ(プロフ) - うわあ、、影山かっこ良すぎます!! (2020年8月22日 22時) (レス) id: 536f6fa02a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:太宰亜里沙 | 作成日時:2020年6月4日 18時

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