うつらうつら ページ33
Noside
———どうして続けるの?____のに、____を続ける必要…ある?
———だってさ、俺、知ってるから。____って事も____も、____の誇らしさも。だからさ…
・
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———気が済むまで、本気でやれる場所にいたい———
つゆりside
…食堂に行こうとしたところで、軽く眠ってしまったみたいだ。
いつのまにか、ベッドに寄りかかる姿勢になっていた。
時計を見ると、10分ほど時間がたっているようで、寝過ごしたとかそういうわけではないようだ。
軽く伸びをして、部屋のドアを開ける。
廊下を歩いて、食堂に向かった。
in食堂
「やっほ〜、つゆり!こっちこっち!」
食堂に入ると、のりかが食事に誘ってくれた。
隣の席に腰を下ろす。
『ありがと、のりか』
「ブリリアントノヴァ、すごかった!というかホントにすごかったのは技の転換かな。いつあんなやり方習得したの?」
『いや…あれ実はぶっつけ本番で…別にすごい練習した訳じゃないから、あんまり誇れることじゃないかなあ…』
「え!?すごい!てかそれ、誇っていいことだって!」
『そう言ってもらえると嬉しいんだけどさ』
ついさっきの練習試合の話をしながら、ご飯を口に運ぶ。
「てかつゆり、眠そうだけど大丈夫?」
『今日、朝5時起きだったんだよね…食堂来る前も軽く寝ちゃったし』
「今日は早く寝てね」
『うん』
と他愛もない会話を続けていると、
「つゆりさん」
光君に声をかけられた。
「ちょっと話があるんですけど…あとで、俺の部屋来て下さい」
『ん、わかった』
食事を済ました私は食堂を出て、光君の部屋に向かった。
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作者名:tonight | 作成日時:2023年1月1日 17時