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Aside
＿＿＿＿＿＿家
私とレイン君は同棲中である。
家に帰れば、先に帰っていたレイン君がソファで本を読んでいた。
「おかえり」
『ただいま。何読んでるの』
そう聞けば、表紙を見せてくれるレイン君。
私が表紙を見たのを確認すると、彼は読書に戻ってしまった。
……寂しい。かまってほしい。
そう思って頬に軽くキスすれば、レイン君が私の手首を掴んだ。
「……随分と可愛いことしてくれるな」
『へ！？』
そのままソファに押し倒された。
……そういえば、あの時もこんな感じだったっけ。
息が続かないくらいキスされて、わざわざ見えるところに紅い花を咲かせて。
レイン君が服の中に手を入れて、背中をツー……となぞる。
『ひゃ……あ』
「……いい声出すもんだな」
私の鎖骨に、レイン君の長い指が触れる。
その指は、ぱちぱちと私のワイシャツのボタンを器用に外していった。
露わになった肌に吸いつかれて、体が跳ねる。
そんな私を見て、レイン君はにやりと笑った。
「……感じてんじゃねえか」
『は！？感じてなんか……ひゃ！？』
今度は腰を撫でられた。
その手はどんどん上がってきて、耳をさわ……と撫でられる。
びく、と体が反応したのが分かった。
「感じてねえならわからせねえと……」
『っ、え』
レイン君は私にキスを落として、前髪をかきあげた。
その行動は、いつもに増して妖艶さをまとっていて。
「Aはオレのもの、ってな？」
レイン君は嬉しそうに目を細めた。
まるで、好物を目にした獣のように。
「明日は休みか？ちなみにオレは休みだが」
『えと……仕事が……』
「……仕事か」
レイン君は私を横抱きにする。
「じゃあ、激しくしねえとな」
うん？？
今明日仕事って言ったよね？？
『待ってくださいこれから何を』
「？抱くに決まってんだろ」
『いや仕事……』
「知るか」
……終了の合図がした。
＿＿＿＿＿翌日
『腰が痛えよクソ旦那……』
今日は何をするにも人の助けが必要で、四六時中レイン君を恨んでいる。
「大丈夫ですか……」
『オーターさん……今度あのクソ旦那に注意しといてください……』
「……わかりました」
……まあ多分、その効き目はないと思うけど。
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ミルメーク(プロフ) - 完結おめでとうございます！新作是非描いてもらいたいです！そこでリクエストなのですがウォールバーグには姉がいてアダムの第一弟子でイノゼロの初恋相手ーみたいな感じで書いて欲しいです！ (4月27日 16時) (
レス) @page49 id: b3b06100e3 (このIDを非表示/違反報告)
山羊のサーカス(プロフ) - 完結おめでとうございます！最高の作品でした！！本当にありがとうございました！ (4月27日 10時) (レス) id: ed09130390 (このIDを非表示/違反報告)
梨花 - 最高すぎます💕💗💓ニヤニヤがとまりませんよー！お体に気をつけて更新頑張ってください！！ (3月30日 21時) (レス) @page5 id: 8453adea14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tonight | 作成日時：2024年3月28日 14時
