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Aside
「お、本当に来た」
『指名制作ったやつ一発殴ってこようかな』
「そんな事したらAが汚れるだろう。オレがパルチザ『結構ですありがとうございました』そうか」
レイン君のパルチザンは恐ろしいからね……平穏な文化祭は守らねば。
「Aメイド服似合ってるじゃん。そんなにオレたちに恥ずかしがるほどかな？」
『だって私……フリルの多い服とかあんまり着ないし……ドレスも持ってなかったぐらいだからね？』
そして、私を上から下まで査定するように見るレイン君とワース君。
……きっと言うことは一つだ。
「「スカートが短いな」」
『ほら！！』
この2人、どこまでも保護者だよなあ……
「まあAが好き好んで着てるわけじゃなさそうだし……許してあげな」
マックスが困ったように言う。
「……まあ、似合ってるし……いいんじゃねえの」
「ああ、そうだな」
2人は半ば諦めたように言った。
『……ありがと』
なんだか頬が熱い気がして、3人から顔をそむけた。
「そういえば……」
『なーにレイン君……わっ！？』
いつの間にかレイン君の手が私の腰を引き寄せ、レイン君の綺麗なお顔がすぐそこに。
空いている方の手が伸びてきて、私の顎にレイン君の長い指が触れた。
こ、これは……顎クイ……！？
顔が真っ赤なのは分かっている。
でも、レイン君が顎に手を添えているせいで、いつものように目をそむけることもできない。
「あの2人って付き合ってたっけ……」
「付き合ってないでしょ。もしそうだったら私生きてられないもん」
「頑張れA！そのまま行ったれ！」
ヒソヒソした声の中によくわからない友達の声が聞こえた気がするがきっと気のせいだ。
「”お帰りなさいませご主人様”……だろ？」
レイン君が、そっと囁いた。
『……お帰りなさいませ、ご主人様っ……』
「上出来だ」
レイン君の言う通りにすれば、みんなに見せつけるみたいに、私の赤い頬をそっと撫でた。
……レイン君のファンが卒倒したのと、友達が歓喜の声をあげまくったのはまた別のお話。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ﾜｰｽ「あいつら付き合ってないんだよな？」
ﾏｯｸｽ「一応そういうことにはなってる……はずだけどなあ」
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ミルメーク(プロフ) - 完結おめでとうございます！新作是非描いてもらいたいです！そこでリクエストなのですがウォールバーグには姉がいてアダムの第一弟子でイノゼロの初恋相手ーみたいな感じで書いて欲しいです！ (4月27日 16時) (
レス) @page49 id: b3b06100e3 (このIDを非表示/違反報告)
山羊のサーカス(プロフ) - 完結おめでとうございます！最高の作品でした！！本当にありがとうございました！ (4月27日 10時) (レス) id: ed09130390 (このIDを非表示/違反報告)
梨花 - 最高すぎます💕💗💓ニヤニヤがとまりませんよー！お体に気をつけて更新頑張ってください！！ (3月30日 21時) (レス) @page5 id: 8453adea14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tonight | 作成日時：2024年3月28日 14時
