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ヴォーズside
俺がサーズを発動すれば、残りの7人の敵は奇声を上げて、呆気なく倒れていった。
Aは、俺の腕の中で意識を失っている。
ったく……あんなに怪我した状態でサーズ発動するとか意味わかんねえ。
しかも、多分サーズ使ったの初めてだよな。
一刻も早く、Aを休ませてあげたい。
「……ヴォーズ」
「オーター！！相変わらずイケメン過ぎ「黙れ」……」
……うん！オーターはツンデレだもんね！！
「……Aは」
「銃で2発撃たれた。早く治療してあげて」
「ふぅ……」
「ちなみに俺の心配はしてくれないの？」
「貴様の心配などしている場合か」
「デスヨネ」
オーターが俺の腕の中からAを引き取ってお姫様抱っこをする。……推しと推しが密着してるんだが？？好きですありがとう((
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
オーターside
Aを抱き上げたときの細さにため息が出る。
日頃から私が細すぎると言い続けていた彼女だが、自分も十分細いじゃないか。
『オーターお兄ちゃん……』
「！」
私の服を掴んでそう呟くA。
……寝言、か。
彼女が家を失いうちで預かっていた頃は、よく”お兄ちゃん”と呼ばれたものだが、職場の同僚となってからは呼ばれなくなっていた。
「……おやすみ、A」
その言い方に、あの頃の甘えん坊な彼女を見た気がして、なんだか嬉しかった。
しばらくすれば、学校で知らせを聞きつけたというレインがやってくる。
「Aは！？」
「眠っているだけだ。安心しろ」
「……よかった……本当によかった……っ、」
レインは心の底から安心したように、Aの手を優しく握った。
「オーター、Aレイン君に抱っこさせてやってくれない？」
「ああ」
「あ、いえ、オレは……」
ヴォーズがそう言うのでAを引き取ってもらおうとすると、彼女を避けていたことを気にしているのか、拒否するレイン。
「大丈夫だよ、レイン君。Aはきっと、レイン君を一番望んでるはずだから」
ヴォーズに言われて、ようやくレインはAを抱き上げた。
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ミルメーク(プロフ) - 完結おめでとうございます！新作是非描いてもらいたいです！そこでリクエストなのですがウォールバーグには姉がいてアダムの第一弟子でイノゼロの初恋相手ーみたいな感じで書いて欲しいです！ (4月27日 16時) (
レス) @page49 id: b3b06100e3 (このIDを非表示/違反報告)
山羊のサーカス(プロフ) - 完結おめでとうございます！最高の作品でした！！本当にありがとうございました！ (4月27日 10時) (レス) id: ed09130390 (このIDを非表示/違反報告)
梨花 - 最高すぎます💕💗💓ニヤニヤがとまりませんよー！お体に気をつけて更新頑張ってください！！ (3月30日 21時) (レス) @page5 id: 8453adea14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tonight | 作成日時：2024年3月28日 14時
