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Aside







_____翌日






昨日マックスに聞いた話によると、この学校内で私とワース君が付き合ってるって思ってる人は一定数いるようだ。





レイン君が勘違いしてるのなら、その勘違いをちゃんと正さないと。
こればかりは、他人にやってもらうわけにはいかない。








ただ、その日はびっくりするほどレイン君に会うことができなかった。




授業が被ってないっていうのもあったけど、廊下でも一切すれ違わないし、食堂みたいな共同スペースでも全く見かけない。






何だろう……今日はお仕事じゃなかったはずだけど。








色んな人にレイン君の行方を聞いた。
マッシュ君たちにアベル君にアビス君、ワース君とか……尋ねてまわるけど、ことごとくレイン君を見ていないと言う。







本当どこ行っちゃったんだr「……おい」






聞き慣れた低音。
いつもと違うのは、それがドスのきいた声だという事。





……レイン君だ。
まさか、あっちから話しかけてくれるとは。






恐る恐る振り返れば、眉間に皺を寄せたレイン君が立っている。






『……なに?』





「お前……」





警戒しつつも返事をすると、レイン君はこう言った。






























「オレに避けられてるからって、他の男に尻尾振って楽しいか?」





『_____は?』




____________________

レインside







始まりは、嫉妬だった。
1番仲が良かったのはオレだった筈なのに。
職場だって一緒なのに。





何で……オレじゃなくてアイツを選んだのか。








でも……Aが幸せならいいんだと思う自分もいた。





だから避けた。
彼氏以外の男とこんなに距離が近くていいのかと疑問を持って。








ただ、オレは不器用だから。
"丁度いい"なんて分からないから。




極端な態度を取ってしまう。
異常なまでに、突き放してしまう。






でもAは他の男とも距離が近いまま。オレの配慮なんか知らないだろう。





そんな事は分かりきっているのに、苛立ってしまう自分がいて、ついAにあたってしまった。




Aをここまで突き放すのは良くないのに。
案の定、Aは今にも泣き出しそうな顔をしている。








……また、やってしまった。

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ミルメーク(プロフ) - 完結おめでとうございます!新作是非描いてもらいたいです!そこでリクエストなのですがウォールバーグには姉がいてアダムの第一弟子でイノゼロの初恋相手ーみたいな感じで書いて欲しいです! (4月27日 16時) (レス) @page49 id: b3b06100e3 (このIDを非表示/違反報告)
山羊のサーカス(プロフ) - 完結おめでとうございます!最高の作品でした!!本当にありがとうございました! (4月27日 10時) (レス) id: ed09130390 (このIDを非表示/違反報告)
梨花 - 最高すぎます💕💗💓ニヤニヤがとまりませんよー!お体に気をつけて更新頑張ってください!! (3月30日 21時) (レス) @page5 id: 8453adea14 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tonight | 作成日時:2024年3月28日 14時

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