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Aside
「話のタネに聞いてやる。どんな条件で契約したんだ?」
かくかくしかじか……
「3日後の日没までに……………
アトランティカ記念博物館に忍び込んで写真を取ってくる………」
契約の達成条件を話したら、レオナさんが沈黙してしまった……
「そもそもアトランティカ記念博物館って海の中じゃねぇか。どうやって行くつもりなんだ?」
『水の中で呼吸ができる魔法薬をくれたんです。アズールがくれたんで、効き目は間違いないと思います』
「あの人のプライド的に、せこい魔法薬を掴ませてくるとは思えないッスよね」
「…………ふぅん。なら、さっさと行動を起こせばいいじゃねぇか。時は金なり、だぜ」
こんなこと言うなんて、レオナさんらしくないんだが。
「ふなッ!そうだ、ユウ。早くアトランティカ記念博物館に出かけるんだゾ!」
「そうだな。たった3日しかないんだ。のんびりしてられねぇ」
「エースとデュースも道連れだ!いざ出発!」
そう言って、ユウたちは行ってしまった。
「……あーあ、行っちゃいましたよ。レオナさんも人が悪いッスねぇ」
「……は、何のことだか」
うーん……レオナさんは馬鹿正直に海に行けとは言ってないんだけどな……
心配だ……
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ライ - 面白いです!!頑張ってください(*^^*) (2月25日 19時) (レス) @page3 id: 743479abf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:tonight | 作成日時:2024年2月17日 13時