・ ページ6
Aside
レオナさんは魔法を使った。
「ぐえぇっ……！」
ｻﾊﾞﾅ「うわああっ！！」
「な、なんだコレ？鼻が乾く……目がいてぇ！」
「レオナ先輩が触れたものが全て砂に変わっていく……！？」
レオナさんのユニーク魔法か……？
「これが俺のユニーク魔法……“
「レオナ………さ……っ苦し……ッ！」
……ラギーの腕に、ひび割れが。
砂にする対象は、人間でもありなのか。
「レオナ、それ以上はやめるんだ！“
リドルは首輪をさせようとするが、あろうことか首輪は弾かれた。
「秀才だかなんだか知らねえが、年上をナメるなよ。生憎、俺は防衛魔法の成績がいいんだ」
最悪のシチュエーションだ。
誰か、レオナ先輩に一瞬でも隙を作ってくれれば……
「はは！どうだ、ラギー。苦しいかよ。口の中が乾いちまって、お得意のおべっかも使えねえか？」
「ひぐ……うぅっ……」
「まずい、あのままじゃラギー先輩が！」
「殴ってでも止める！」
今殴ってでも止めるって言ったの誰……って、結莉さんか。
なんか素顔、めっちゃ男まさりか？
「それほどの力があって、何故こんなことをする！」
「何故……？理由なんか聞いてどうする。俺を叱って、慰めてくれるって？実力があったって、努力したってどうしようもねえことが、この世の中にはいくらでもあんだよ。現にラギーはこの俺に手も足も出ねぇ。可哀想に、憐れだよなあ……」
「はっ……ぐぅ……っ！」
その時、ジャックが叫んだ。
「＿＿＿＿＿もうやめねぇか！”
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 47人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：tonight | 作成日時：2024年1月30日 11時
