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ページ10

〜蓮月side〜
狼月宗近。
彼は天下五剣の中で1番美しいと云われている三日月の弟なだけあって、かなり美少年だ。
鶴丸に似た細くて白い肌。ふわふわした白い狼?の耳と尻尾。銀色で水色のメッシュが入った髪。赤い目(右目は包帯で隠れている)。深い青色の狩衣に透き通った月の巡りを写しこんだ羽衣を纏っていた。

────
───
──

「思ったよりも酷かったな」

一期「えぇ...」

ここに集まっているのは各派の長兄たちだ。
今回は狼月の事を話す為に集まって貰った。

「何はともあれ、今日は狼月の事で集まって貰った訳だが…」

大太刀にしては有り得ないような起動値。
そして何より彼は大太刀の筈だが、俺に向けたのは短刀だった。
あの刀は如何したのか。

燭台切「そういえば主君、彼が主君に向けたのは短刀だったよね?」
「嗚呼、そうだな」
江雪「何故大太刀の筈の彼が短刀を持っていたのか。気になりますね」
「まぁな。彼奴は今剣から渡されたんだろ?だったら拾ったとかは無いよな」
小狐丸「ならば、元々持っていたとかですか?」

小狐丸の言う事も一理あるな。だが、其れは違うような気がする。

その時、襖が開き、長谷部が入って来た。

長谷部「主!狼月が居た本丸は今日、倒壊しています」
「はぁ?!」
長谷部「それと、本丸には折れた刀剣の破片も審神者も見付かっていないとの事です」
「心中か?」
小狐丸「いえ、神隠しでしょう」
一期「守られた恩に狼月殿を逃がしたのですな」
「そうか、狼月はちゃんと愛されてたんだな。彼奴が気付いて無いだけで」
江雪「ならば我々が彼を、今まで以上に愛してあげましょう。彼が元の狼月宗近に戻るように」

江雪がふわりと微笑んで提案した。

「ああ、しっかり愛してやろう。……まぁ、慣れるには暫く掛かるだろうがな」
一期「其れは仕方の無い事でしょう。あの小さな背に沢山のものを背負っているのですから」
「よし、皆。これから狼月に早く慣れて貰えるように成る可く普段通りに接してあげてくれ」

俺の言葉に皆が頷いた。









狼月、早く元気になれよ。
皆待ってるからな。

玖→←漆



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ゆーかり - あとそうさんじゃなくてそうざではないでしょうか (2022年4月4日 20時) (レス) @page1 id: 0098737242 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーかり - なきぎつねがにかいかいてありますよ (2022年4月4日 20時) (レス) @page1 id: 0098737242 (このIDを非表示/違反報告)
アーネスト(プロフ) - mokaさん» すいません、間違えました。 指摘、ありがとうございます (2020年4月24日 7時) (レス) id: 37f6fa9e63 (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - "あつがしさん"じゃなくて"あつかしやま"ですよー (2020年4月24日 3時) (レス) id: 1cdebf426b (このIDを非表示/違反報告)
アーネスト(プロフ) - くろさんさん» 更新、遅くなってごめんね。 中々書けなくって…( ´・ω・`) (2020年3月18日 11時) (レス) id: 37f6fa9e63 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ciel・Ernest | 作成日時:2019年8月21日 23時

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