一目惚れしたので月鬼ノ組やめます【終わりのセラフ】 (ページ2)

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１、変わり者同士ページ2

僕の屋敷に最近可愛い家畜ちゃんが来たんだ

家畜って言っても怒りを表すことのない女の子はかなり変わってる

元月鬼ノ組

位はどこにも所属してなかったらしい

『フェリド〜遊ぼ〜』

と、ベッドの上で足をばたつかせるのが

今話した子

:浅井(人1)

センター分けのショートの子

すっごく目が大きくて可愛いんだよ〜♡

『ねぇ!!』

ﾌｪﾘﾄﾞ「はいはい
どうしたのかな？」

『だから遊ぼうって！
それに、フェリド以外の吸血鬼……
女王にいつあわせてくれるの！』

と、ベッドの上に立ち腰に手を当てる姿は子供そのもの

と言ってもこの子

ﾌｪﾘﾄﾞ「本当に20歳なの？」

笑いながら聞けるレベル

でも確かに頭脳の出来は確かなものだ

下手したら僕でも負けるね

馬鹿に見せかけて天才は怖いよ

『今失礼なこと考えてたでしょ』

ﾌｪﾘﾄﾞ「まさか
君が魅力的で困るなぁって……うわぁっ」

冗談交じりの冗談抜きで言ったら飛びついてきちゃった

美味しそう

『血……吸って』

ﾌｪﾘﾄﾞ「いいの〜？」

(人1)は決まってそうだ

僕が吸血を求める前に

あちらが求める

ﾌｪﾘﾄﾞ「いただきまーす」

『へへっ』

なんで吸血されてる時

君はそんなに幸せそうなの？

んー

見たことあるのはやっぱ

恐怖と痛みに耐える姿だけだったし

まぁこんな子だから

退屈しない

ﾌｪﾘﾄﾞ「あ、そうだ！」

『なになになに！？
どうしたの！』

ﾌｪﾘﾄﾞ「ふふーん
いいことを教えましょう♪」

片手を腰に当て

人差し指を立てて僕は(人1)に向かって言った

ﾌｪﾘﾄﾞ「なんと今日！」

『うんうん！』

ﾌｪﾘﾄﾞ「第十三位始祖様が僕の部屋に遊びにきまーす」

『ほ、本当！？』

今までかなり暇だったのであろう君は

目が宝石のようだった

あはぁ
可愛い

ﾌｪﾘﾄﾞ「だからおめかししないとね〜♡」

『え？いいの？』

そりゃあね

僕のお気に入りでもあるし

ﾌｪﾘﾄﾞ「君はドレスがよく似合いそうだからね♪」

流石に白いワンピースばかりじゃ可哀想ですし

『わーい！
じゃあ今度とびきりのプレゼント用意するね！』

と、言われたので

ありがとうと伝え

衣装室に向かった

どんなのにしようかなぁ〜♪