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喜一はAの肩に手を回し引き寄せるとそっと頬を寄せた
喜一の頬の感触がAの頬にも伝わり更に鼓動が高鳴る
「もっと上から撮ってよ///小顔効果!」
柴「うるせーな!お前は可愛いからそんままでいんだよ!」
そんな会話をしながらたくさん写真を撮った
2人ともバカみたいに笑ってる写真や、キメキメの写真…
喜一がこちらを見つめている写真…
チュッ
カシャッ
Aの頬に柔らかい感触が伝わると同時にシャッター音が鳴り響く
「え?今の…」
柴「ただ撮るだけじゃ、長介と変わんねーじゃねーか」
「だから良介だよ///」
柴「こんなこと出来るのは俺だけだかんな‼‼」
そう言ってAの唇に優しく口づける
カシャッ
/////////
「ぃや、撮るな!バカ///」
柴「思い出だ!キラキラ」
凄く嬉しそうにほほ笑む喜一///
ピコピコ…
ブーブー…ピコピコ…
凄い勢いで鳴るAの携帯
ビクッ
「ん?誰?凄い鳴ってるんだけど…」
携帯に目をやると…
「大柴喜一が画像を送信しました」の文字が並ぶ。
「げっ…全部喜一だ」
喜一の方を見ると、自分の携帯を見ながらニヤニヤしてる…
きっとさっき撮った写真を見ているのだろう。
「ちょっと喜一!送るならアルバム作ってよ」
柴「あ?なんだそれ?いーじゃねーか!送れてんだから」
ムッとするAであった
柴「それよりこれ!この写真待ち受けにしろ!」
そう言って自分の待ち受けを見せてくる喜一
そこにはAの頬っぺたに喜一がキスしてる写真が///
柴「照れてるAの顔が良い!それに俺の美しい横顔…最高の写真だ!」
「バカ///こんな写真待ち受けにできるわけないじゃん///」
柴「あ"?ダーメーだ!絶対にしろ!」
「いーやーだー」
柴「絶対にダーメーだー!」
「いやだー」
柴「ダーメーーー!」
こうなると喜一には勝てない
粘り強いというか、しつこいというか…
「…バカ喜一」
とりあえずこの場でだけ待ち受けを変えることにした
喜一を黙らせるために…
待ち受けが2人の写真に変わったことを確認すると満足気な様子の喜一だった
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赤砂晋助(プロフ) - これ大柴たんオチなんですか?君下落ちがいいのですが(泣) (2019年7月20日 20時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Maco | 作成日時:2017年1月9日 19時