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金曜日(試合前日)
結局全然眠れなかった…
Aの目は腫れ、目の下にはがっつりとクマが。
「…ひどい顔…」
思わず鏡に移った自分の顔を見て溜息をつく
学校に着くといつものように自分の元へ走ってくる喜一
昨日の事なんて気にしていない様子だ
柴「A！おはよー！元気か！アハハ」
いつも以上に元気なバカ喜一
「…うん」
昨日の出来事が頭を巡り、喜一の顔をちゃんと見れない
柴「ん？なんか元気なくねーか？それに目が…」
「大丈夫だから…」
そう言い放つと
居てもたっても居られなくなり席をたった
睡眠不足なせいでしんどい…
喜一とは気まずくて教室は居心地悪いし…
保健室で一眠りしよう
適当な理由を言い保健室で休むことになった
カーテンで仕切り、イヤホンで音をシャットアウト
音楽だけが頭の中を巡り、気づいたら寝ていた
夢を見た
君「A…ごめんな…お前にはもっといい奴がいるよ」
そう言って何度も謝る敦の姿があった
「行かないで…置いてかないで…ｸﾞｽﾝ」
その声に振り向くこともなくボールを持った敦は
背中を向けたまま走り去っていく
「…ぁっし…涙」
？「A…A…おい、A…」
だれ…誰かが呼んでる
聞きなれた声。どこからだろう…
え…何か揺れてる…じ、地震!??
驚いたAは飛び起きる
ｺﾞﾂﾝ…
？「いってぇ〜〜〜〜」
「ｲｯﾀｰ…///…き、喜一？」
柴「急に起きんな、いてぇだろうが」
「…ﾊｯ!!地震…なんか凄い揺れてて…」
柴「あ゛？」
喜一の手を見ると私の両肩をがっしりと掴んでいた
なんだ…喜一が揺らしてたんだ
「なーんだ…で？どうしたの？」
柴「なんで教室に来ない！調子悪いのか？熱か？」
そう言っておでことおでこをくっつける
「…///フツーに測ってよ///近いわバカ///」
そう言って喜一を跳ね除ける
柴「んだよ、ケチ///」
そう言って仕方なく自分の手をAのおでこに
かざそうとするもんだから
「熱なんてない」と言って払いのけた
私の冷たい態度に首をかしげる喜一
柴「もう昼だぞ。飯食いにいこ！」
「…お腹減ってない」
そう言って再びベッドに潜り込もうとすると
柴「俺は腹が減った！お前とご飯食べてぇんだ
飯食わねぇで明日の試合全然動けなかったら
どうしてくれんだバカ！」
「なにその理由…」
喜一はいつも自分勝手で、言い出したら聞かなくて
本当に世話がやける
結局喜一に連れられるままに屋上へ来てしまった
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赤砂晋助(プロフ) - これ大柴たんオチなんですか？君下落ちがいいのですが（泣） (2019年7月20日 20時) (
レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maco | 作成日時：2017年1月9日 19時
