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あれから無事に家に帰って、少ししたらルハンから"ごめん"ってメッセージが入ってきた。
私の方こそごめん、なのに今は何も返す気にはなれなかった。
もちろんあれからミンソクが私を追いかけてくる、なんて漫画みたいなことは一切起きなくて、
あの後たぶん、ルハンがなにか話したのかな。
ミンソクから家着いた？なんて連絡が入ってきた。
もちろんそれも返してない。
どっちも既読はつけたけど。
『家着いた？じゃないよミンソクのばか、』
「誰がばかだって？」
『……へ？！』
「電気もつけないでなにしてんの？」
ぱぁっと一気に明るくなる部屋。
ミンソクから漂うコーヒーの匂い。
……そして思い出すあの姿、
とすんと横に座るミンソク。
「読んだなら返事しろよ」
『ミンソクはいつも返事しないくせに…』
「…なんで店来たの、来るなって言ってたはずだけど？」
『来てほしくない理由でもあるの？』
「はぁ…今日のA可愛くない」
は？！
可愛くない？！
いつも可愛いなんて思ってないくせに！！
むかつく、むかつく、むかつく、
『……ミンソクのばかぁ〜〜』
なんで涙出てくるの。
止まって、
ミンソクは眉間に眉を寄せ、突然泣き出した私を気だるそうに見つめる。
「なんで泣くんだよ
それにばかはAでしょ」
『どうせいつも可愛くないもん』
「…… 変な心配しなくていいから」
多分あのことを言ってるのかなミンソクは。
「Aが思ってることは一切ないから」
『そんなのわかんないじゃん、』
「あの子、俺に気があるんだと思う……多分」
多分じゃなくて、絶対。
「避けきれなかった突然過ぎて」
「抱き着かれたのは今日が初めて」
顔を覗き込んでくるミンソク。
「……信じてない？」
私は首を横に振る。
その表情で、
その声のトーンで、
分かる。
だってミンソクのこと大好きだもん。
『みんそく、』
「ん？」
『すき、っていって、』
「…愛してるよ」
『えっ……
その瞬間ミンソクに包まれる。
「余計な心配も嫉妬もしなくていい」
『……余計って、』
「…訂正」
『え？』
「嫉妬はしていい」
『…ミンソク、』
私もぎゅっと腰に手を回すと、ミンソクはでことでこをくっつけてきた。
『ち、ちかい……』
「今でも妬いてくれるんだって嬉しかった」
「でも傷つけた、ごめん」
『…うん』
「もう店に来るなよばか」
コツンとデコで頭を付かれる。
『いたい…』
痛いけど……しあわせ。
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リン - ありがとうございます！キュンキュンがとまりません(*^^*) (2017年3月4日 20時) (
レス) id: 34a55dd5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ヨリックマ(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます！！！書かせていただきます＼(^^)／ (2017年3月4日 12時) (レス) id: 0b4c32f213 (このIDを非表示/違反報告)
リン - 初めまして^^ いつも楽しく読まさせて頂いてます！ 個人的に、まだ付き合ってないころの話をもう少し見たいです^^ あと、付き合いたての話しも見てみたいです！ (2017年3月4日 11時) (レス) id: 34a55dd5c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨリックマ | 作成日時：2017年1月31日 9時
