日常_13 ページ25
(付きあいはじめて初めての喧嘩のおはなし)
「じゃあもう勝手にしたら？」
就職のことでたくさん悩んでてそれをミンソクに相談してた私。
ほとんど毎日と言っていいほど、私の話を聞いてくれて、時には就職先のフォルダを作ってくれて渡してくれてた。
そんな優しいミンソクなのに、たくさん尽くしてくれるミンソクなのに、
それなのに私は、
"もうミンソクも私に呆れてるでしょ"
"もう手伝わなくていいよ"
なんて思いっきり八つ当たりして……冒頭に至る。
『……呆れられてることはわかってるもん』
「誰がいつ呆れてるって言った？」
はじめて見るミンソクの顔に少し戸惑う。
「もう勝手にしたらいいよ」
なんてカフェから出ていくミンソクの背中を私は引き止めることなんてできなかった。
『るは〜〜んどうしたらいいかなもう終わりかな別れようって言われるかな』
「謝れ今すぐ」
ミンソクが立ち去ったあとどうしたらいいか分からなくて、とりあえずルハンを呼んだ。
『だって…』
「ミンソクが面倒って思うことを自らやることなんてあった？？？」
『……ない
だけど私も切羽詰まってたもん、、、』
「ただの八つ当たりじゃんAが悪いよ」
『……分かってるよ、』
「なら早く謝りなよ。取り返しがつかなくなる前に。ミンソクはモテるんだよ？」
そうだ、ミンソクは、私以外に行く場所はいくらでもある。
でも私は？
就職に行き詰まった私は？
誰に慰めてもらう？癒してもらう？励ましてもらう？
…ミンソクしかいないじゃん。
『ちょっと行ってくる』
カバンを持ってミンソクのマンションまで走り出した。
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リン - ありがとうございます！キュンキュンがとまりません(*^^*) (2017年3月4日 20時) (
レス) id: 34a55dd5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ヨリックマ(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます！！！書かせていただきます＼(^^)／ (2017年3月4日 12時) (レス) id: 0b4c32f213 (このIDを非表示/違反報告)
リン - 初めまして^^ いつも楽しく読まさせて頂いてます！ 個人的に、まだ付き合ってないころの話をもう少し見たいです^^ あと、付き合いたての話しも見てみたいです！ (2017年3月4日 11時) (レス) id: 34a55dd5c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨリックマ | 作成日時：2017年1月31日 9時
