日常_11 ページ21
"飲み会で少し遅くなる"
会社の呑み会かな、女の子に絡まられてないかな、飲み過ぎてないかな、いろんな心配が頭の中をよぎる。
その中でも一番気にかかってるのは女の子だけど。
ミンソクは大学時代のサークルの時も女の子から絶大なる人気を集めてたから結婚した今でもそれに関してはずっと心配。
ガチャガチャっと鍵の音が聞こえてきて、いてもたってくれなくなった私は玄関まで飛び出した。
"ガチャ"
『ミンソ……く、？』
「飲みすぎた、」
家に入ってそうそう私の方に持たれるミンソク。
ミンソクから漂うお酒の匂いと、ほんの少し香水のかおり。
『と、とりあえずリビング行こう』
ミンソクの肩をもってソファに座らせる。
『お水持ってくるね、』
そう背中を向けた瞬間、腕を掴まれ綺麗にミンソクの膝の上に座る。
ミンソクの腕が私のお腹に回る。
「ここにいて、」
酔いが回っていつもより声が甘い。
『で、でも水飲まないと気持ち悪くなっちゃうよ？』
「んーん、やだ、ここにいて、」
……か、かわいい。
『ミンソク本当に酔っ払ってるんだね』
「酔ってないし、少し飲みすぎただけだし。」
なんて肩に顎を乗せてくるミンソク。
……絶対酔っ払ってるよ。
「Aに会いたくなって二次会行かずに帰ってきた」
『……えっ、』
「やたらと頭にAの顔ばっかり浮かんできて会いたくて死ぬかと思った」
『……みんそく、』
「毎日毎日顔合わせてるのになんでかなー？」
ミンソクの声が耳元で響く。
「Aが思ってる以上に俺はAのことが好きなんだよ？知ってる？」
こんなに酔っ払ったミンソクは初めて見たし、
こんなにまっすぐ想いを伝えてくるミンソクもはじめてで、なんか泣きそうになる。
『うう〜みんそく〜〜っ、』
「なに泣いてんだよ、」
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リン - ありがとうございます！キュンキュンがとまりません(*^^*) (2017年3月4日 20時) (
レス) id: 34a55dd5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ヨリックマ(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます！！！書かせていただきます＼(^^)／ (2017年3月4日 12時) (レス) id: 0b4c32f213 (このIDを非表示/違反報告)
リン - 初めまして^^ いつも楽しく読まさせて頂いてます！ 個人的に、まだ付き合ってないころの話をもう少し見たいです^^ あと、付き合いたての話しも見てみたいです！ (2017年3月4日 11時) (レス) id: 34a55dd5c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨリックマ | 作成日時：2017年1月31日 9時
