日常_9 ページ16
(結ばれる前のおふたりのお話です)
「へぇ〜！！ミンソク先輩ってツンデレなんですか〜？！」
「私ツンデレ好きだなぁ〜」
今日はサークルの新入部員の歓迎会。
ミンソクとは少し距離のある席で、後輩に言い寄られてるミンソクの様子を眺めては落ち込んでる。
そりゃそうだよね、こういう時しかミンソク"先輩"とは話せないもんね。
別に私がどうこう言える立場じゃないから自己嫌悪に至ってるわけ。
「超むくれてんじゃん」
『……うるっさいなぁ』
「ミンソクのどこ行けば？」
『行けたら行ってるし……』
「ほらうじうじしてないで行くよー」
俺もあいつらの邪魔する、なんてルハンは私の背中を押しながらミンソクを囲んでる輪の中に入る。
「あっ、ルハン先輩にA先輩〜」
『ど、どうも…』
何故かミンソクに睨まれる私。
「A先輩聞いてください！ミンソク先輩、ツンデレなんですよ〜！」
「え？どこ情報？」
ルハンが食い気味に聞く。
「イーシン先輩が言ってたんです〜！！」
『いや…ミンソクはツンデレと言うよりは素っ気ない気がするなぁ〜デレの欠片もないよ？』
「は？」
や、やばい……ミンソクの眉間にシワが……
これ以上言ったらまずいってことは分かってるのに、お酒が入った私には止めることが出来ない。
『冷たすぎて冷酷人間だよ〜ぉ』
「…おい、もうやめとけって……」
横でルハンが私を制止する。
「…お前呑みすぎ」
右手に持ってたお酒の入ったグラスをミンソクに取られる。
『まだそんなに呑んでらいよ〜まだいけるもん、』
「舌回ってないくせによく言ったな」
『もう返しってって〜』
「うるせー酔っ払い」
『うぅ……これのどこに"デレ"があるの？！？！』
私は近くにあったビールをぐいっと飲み干した。
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リン - ありがとうございます！キュンキュンがとまりません(*^^*) (2017年3月4日 20時) (
レス) id: 34a55dd5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ヨリックマ(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます！！！書かせていただきます＼(^^)／ (2017年3月4日 12時) (レス) id: 0b4c32f213 (このIDを非表示/違反報告)
リン - 初めまして^^ いつも楽しく読まさせて頂いてます！ 個人的に、まだ付き合ってないころの話をもう少し見たいです^^ あと、付き合いたての話しも見てみたいです！ (2017年3月4日 11時) (レス) id: 34a55dd5c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨリックマ | 作成日時：2017年1月31日 9時
