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それから7人で手分けして、病院内も、ソウルの市内も方々探した。
ソウルに土地勘なんてまるでない上に、私たちの街の何倍も大きな都市だ。
何の手がかりもなしでたった1人のテヒョンを見つけるなんて、到底無理だった。
それでも探さずにはいられなかった。
冬なのにぐちゃぐちゃになるほど汗をかいて、足が痛くなっても、それでも歩みを止めるなんて出来なかった。
テヒョンを1人のままにしたくなかった。
きっと7人全員が同じ気持ちだった。
だけど夕方になってもテヒョンは見つからなかった。
諦めきれない私たちに、区切りをつけさせたのはやっぱりソクジンさんだった。
「明日仕事の子もいるよね。一旦帰ろう。カトクは送ったし、もし見つけたら連絡してもらうよう病院にもお願いした。
今日中に連絡がつかなければ、僕がまた探しに来るから」
嫌だ、と思ったけれど、たった1人残ったところでどうにか出来るとも思えなかった。
皆悔しさを滲ませながらバンに乗り込んだ。
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kaya(プロフ) - megcokinoyama02さん» はじめまして。嬉しいお言葉ありがとうございます! 最後のシーンは特に難しかったのですが、どんな状況にも光を灯してくれるテヒョンさんの優しさ、愛らしさを少しでも描けていたのなら嬉しいです。 お読みいただきありがとうございました。 (2022年9月17日 23時) (レス) id: 21e8868223 (このIDを非表示/違反報告)
kaya(プロフ) - Kojima-Yurinaさん» お返事遅くなりまして申し訳ありません。お読みいただきありがとうございました!ゆっくりではございますが、別作品も書いていきますので、またお楽しみいただけましたら嬉しいです。 (2022年9月17日 23時) (レス) id: 21e8868223 (このIDを非表示/違反報告)
megcokinoyama02(プロフ) - 初めまして。夢中で読みました。すごく奥行きがあるお話で惹き込まれました。最後のシーンは景色や気温、シリアスな雰囲気とチグハグな格好のテヒョンを想像して愛おしくなりました。 (2022年9月17日 23時) (レス) @page41 id: c550134bf4 (このIDを非表示/違反報告)
Kojima-Yurina - 凄く感動するお話ですね 。゚(゚´Д`゚)゚。 これからも頑張って下さい‼︎٩( 'ω' )و応援しています‼︎ (2022年8月22日 15時) (レス) @page41 id: 3d3291bd67 (このIDを非表示/違反報告)
kaya(プロフ) - ruru_chandayo00さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!更新がゆっくりで申し訳ありませんが、完結まで見守っていただけますと幸いです。 (2022年7月8日 18時) (レス) id: 11e4803e78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kaya | 作成日時:2022年6月23日 19時