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「ヌナ、ジアヌナ、大変なんです! 起きて!」

ぐらぐらと身体が揺れて目が覚めた。覚めたけれど、状況が掴めない。
施設のベッドにいたはずなのに、目の前にはジョングクがいる。
ジョングクが大きな目をさらに大きくして、私の肩を揺すっている。
ああ夢か、と思った瞬間、ジョングクが声を張り上げた。

「テヒョンイヒョンがいなくなっちゃったんです!」

「ジョングガ、もう起きてるから離してやれ」

ユンギの声が言った。すんなりとジョングクの手が離れていく。
声のした方を見ると、隣のベンチの側にジョングク以外の5人が立っていた。
ソクジンさんは戻ってきているが、テヒョンの姿はなかった。

「テヒョンがいなくなった?」

まだ頭が働かなくて、ジョングクの言葉をなぞった。
テヒョンがいなくなった。
ソクジンさんとお医者様の話を聞きに行ったはずなのに。なぜ?

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kaya(プロフ) - megcokinoyama02さん» はじめまして。嬉しいお言葉ありがとうございます! 最後のシーンは特に難しかったのですが、どんな状況にも光を灯してくれるテヒョンさんの優しさ、愛らしさを少しでも描けていたのなら嬉しいです。 お読みいただきありがとうございました。 (2022年9月17日 23時) (レス) id: 21e8868223 (このIDを非表示/違反報告)
kaya(プロフ) - Kojima-Yurinaさん» お返事遅くなりまして申し訳ありません。お読みいただきありがとうございました!ゆっくりではございますが、別作品も書いていきますので、またお楽しみいただけましたら嬉しいです。 (2022年9月17日 23時) (レス) id: 21e8868223 (このIDを非表示/違反報告)
megcokinoyama02(プロフ) - 初めまして。夢中で読みました。すごく奥行きがあるお話で惹き込まれました。最後のシーンは景色や気温、シリアスな雰囲気とチグハグな格好のテヒョンを想像して愛おしくなりました。 (2022年9月17日 23時) (レス) @page41 id: c550134bf4 (このIDを非表示/違反報告)
Kojima-Yurina - 凄く感動するお話ですね 。゚(゚´Д`゚)゚。 これからも頑張って下さい‼︎٩( 'ω' )و応援しています‼︎ (2022年8月22日 15時) (レス) @page41 id: 3d3291bd67 (このIDを非表示/違反報告)
kaya(プロフ) - ruru_chandayo00さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!更新がゆっくりで申し訳ありませんが、完結まで見守っていただけますと幸いです。 (2022年7月8日 18時) (レス) id: 11e4803e78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kaya | 作成日時:2022年6月23日 19時

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