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百万回君に好きと言った JM ページ9
9月10日
最悪な1日だった。人生で初めて告白されたというのに。
お相手はなんと学年トップレベルの美少年でモテ男のナジェミンくんである。正直、呼び出された時は嬉しかったのだ。だってあのナジェミンにである。そんな高揚も、すぐに消え失せた。
なんでも、私の前世の恋人らしいのだ。笑える。嘘を吐くにしてももうちょっとマシな嘘にしろよ。そう口から出そうになった。揶揄われているのだ。くだらない。男子の悪ノリで何人オトせるか賭けたりしてんのかな。そこまで接点はなかったけれど、蔑まれているとは思っていなかった。怒りと、悲しみと悔しさで涙が出そうで、惨めだ。
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作者名：あ | 作成日時：2023年11月19日 22時
