Daydreaming (ページ6)

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「おーまえさあ、いい加減Aにちょっかいだすのやめろよ」
「君は…Aの友達のチョンミナ」
「なんで説明口調なんだよ…ってそれより、なんであんたAに好きな人ができるたび邪魔するわけ？」
「話すと長くなるんだけど…」
「短くしろ」
「えっ」
「はやく」
「ええと…Aとちっさい頃から色んな勝負をしてきて、それで、今だに決着がついてないのが、どちらが先に付き合うかだから」
「……」
「どうした？頭が痛いのか？」
「あほらし…イヘチャンが早く誰かと付き合えばいいんじゃないか？」
「え？」
「私はてっきりお前がAのこと好きだからだと思っていたんだが」
「ぶっ、げほっ、げほ、え、ええ？！」
「吹き出すな汚い」
「すき？俺が、Aを？」
「おう」
「スキ？オレガ？」
「なぜカタカナに退化した」
「いやいやいやそんな、ありえないって、」
「そうか、じゃあ私はこれで失礼する。悪かったな、時間をとって…あ、そういえば。」
「なに？」
「あーA、週末に塾で知り合った男の子と駅前のカフェに行くって言ってたな〜」
がたっ
「なんだと？！」
「私もちょーっと気になっててさー…後つけてみよーかなって思うんだけどー」
「お、お、俺も行く！」
「…やっぱりお前Aのこと…」
「好きじゃないって！」