Daydreaming (ページ4)

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fin ページ4

「今、なんて」
「え？」
「だから、今…もしかして、この手紙って、先輩が貰ったんじゃなくて…」
「ん？」
「せ、先輩が書いたんですか？！」
「うん」
あっさり頷く先輩。
「な、」
「てっきり、貰ったんだと…先輩モテるから…だから人様からのラブコールを他人に処理させるだなんてとんだ冷血漢悪趣味野郎だと…」
「あはは、心外だな」
「ほんとに、先輩が書いたんですか」
「うん、渡せなかったけど」
「嘘じゃなくて？」
「さぁ、もう燃えちゃったからわかんない」
いつも好意を向けられる側の先輩が。信じられない。しかも何と言った、この男は。お前になら…
「うわぁぁぁ先輩、さっきのってどう言う意味ですか」
「うん？」
「だから…って先輩なに笑ってるんですか！とぼけないでください！」

FIN

補足
夢主は、先輩へのラブレターを燃やせって言われたと思ってたけど、実は先輩は報われない恋を過去にしていて、その時の恋をやっと夢主のおかげで諦めることができたっていうものです。分かりにくくてすみません。シリアスを目指したのですが自分の技量では無理でした。なんでこんなイタい文章しか書けないんだろう…チャラそうな人が実は一途だったら萌えるよなという作者の願望です。読んでくださってありがとうございました。