Daydreaming (ページ24)

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「マークとヘチャンって仲良しなの？」
「は、はぁ？」
随分と親しげなようだった。思っていたことを指摘すると、マークは心外だと言うように眉を上げた。
「そ、そそそそそんなわけないじゃん、こいつはいわば俺たちの敵。不届き者。そんな奴と仲良しだなんて、そんな、そんなことあるわけないし？」
「いや私に聞かれても」
「そうなんだよ、そうなんだ！」
拳をぐっと握りしめて力説するマーク。
「まぁそんなことよりなんで私をここに連れてきたのか知りたいんだけど」
「いやAが聞いてきたんだけど…まぁいいや」

「皆んなにも説明しようと思う。なんでAを引き入れたか」
ぞろぞろと集まってくる皆んな。こういうとこを見ると、やっぱこの人がリーダーなんだなと思う。
「それで…Aを連れてきた理由は…」
一同「「理由は？」」
「…ぐー…」
JS「ねぇちょっと待って？？ヒョン？嘘でしょ？…だめだ、起きない」
チソンの言葉に私はがっくりと項垂れた。ヘチャンはすでに飽きたのか、ジェノの髪をいじっている。ジェノは嫌そうな顔をしつつも抵抗せずされるがままだ。
「あのーもしかしてですけど私、帰ることは…」
RJ「ちょっと無理」
「そんなぁ」
「そんなことより」
私の絶望を”そんなこと”で片付けたロンジュンは立ち上がって腕をまくった。
「仕事の時間だ。働くぞ」
「ええーやだ、まだ僕Aと遊びたいー」
チョンロはいやいやと被りを振る。
「仕事したくないだけだろ」
「そんなことないもん。大体、ロンジュンは真面目すぎるんだよ」
「なんだと？」
ばちばちと火花を散らす二人。
JN「また始まった」
二人の喧嘩は日常茶飯事なのか。
「あの〜もしかしてチョンロとロンジュンって、仲悪い？」
小声でジェノに尋ねると、小さく頷いた。
「まぁ。真面目なロンジュンといたずらっ子のチョンロだから。衝突することは多い」
「チョンロがいたずらっ子？」
チョンロは最初に会ったし色々説明してくれたしで、一番まともだと思ってたんだけど。案外そうじゃないのかも。そう思って途方に暮れる。私、ここでやっていけるかな。
「そ。チョンロがいたずらして、ロンジュンがキレてってのをずうっとやってる」
話に頭を突っ込んできたヘチャンは二人の方をあごでしゃくった。私からしてみれば、あなたの方がいたずらっ子に見えるけど。