出会うはずなかったのに

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萩原さんが風呂に入ってる間、
私はベランダで一服

ただでさえ少ない脳みそ動かして
考えたらそりゃ頭痛くなるわな

『ふぅー』

あーでもなんか、
漫画で死ぬのってわかっとって
でもバグかなにか起きて
この世界に来てくれたのって奇跡やん

【生きてる】

この事実が今は凄く嬉しくて涙が出た

【ガチャ】

お、萩原さん風呂上がったかな？

急いで涙を拭ってベランダから出る

『おかえりなさ 萩｢ごめんなさい！！！｣え？』

萩｢自分のことばっかで
最初椎名さんのこと疑ってました！｣
そう言ってお辞儀される

『大丈夫ですよ笑
疑わない方が難しいですよね、』

萩｢そう言って貰えるとありがたいです、
でも嫌な思いもしたよね？ごめんね｣

『大丈夫って言ってるやないですか！
あ、それはそうと、萩原さん住みますよね？』

萩｢どこに？｣

『この家に』

萩｢え？
いやいやいやいや！
さすがに男女が1つ屋根の下は不味いじゃん！？｣

『いやいや萩原さん住む家ないでしょ笑
外で野宿とか寒すぎて死ぬと思うけど？』

萩｢た、たしかにそうやけど、、｣

『どーせ一人暮らしやし、ね？』

萩｢(それが問題なんだけどなぁ、)
何から何まで本当にありがとうございます、
そーいえば椎名さんって何歳？俺今年22歳！｣

『私、萩原さんの一個下！今年21！
やけタメで全然いいですよ！』

萩｢21かー！じゃあAちゃんもタメにしよ！
萩原さんじゃ硬いし名前で呼んで欲しいな♡｣

『おっけーい！研ちゃんって呼ぶね♡』

萩｢Aちゃんノリいいねwww
あ、てかタバコ吸ってる？｣

『臭った〜？吸いよるよ〜
研ちゃん吸うー？あげるよ〜』

萩｢まじ！やったー！ありがとう！！！｣

え、可愛すぎん？大丈夫そ？
てか時計パッと見たらいつの間にか2時じゃん！？
どうりで眠いなと思ったわ！

『研ちゃーん！もう眠いけ寝るわー！
今日は悪いけどソファで寝とってー！
タバコは適当に吸っていいけん！おやすみ！』

萩｢はーい！Aちゃんありがとー！
おやすみー！」

ふぁぁぁぁあ眠い〜
ぐっすり眠れそうやおやすみ、、、

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