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驚いて見つめると、健くんはドライヤーのスイッチをオフにする。
「まあそういう…こと？(笑)」
『何やねんそれ(笑)ちゃんと言って？』
私もそうやけど、健くんも真面目な空気が苦手で。でもそれが分かってるからこそ、ちゃんと伝えて欲しかった。
「……ごめんごめん、ちゃんと言う。こんなタイミングで言うつもりじゃなかったんやけどなぁ」
照れながらも姿勢を正して、改めて見つめた健くんの瞳は真剣で。あ、これ緊張してるんやなって。普段友達みたいにふざけ合う仲やからこそ、こういう時は直感で分かる。
「俺ら付き合って3年目でさ。なかなかやっぱ、会えへんやん」
『うん、』
「…Aも素直に寂しいとかって言ってるけど、俺もそら思ってるわけよ」
上目遣いっぽく私を見る。普段は私に割とドライな感じで当たる健くんやけど、想ってくれてるんはちゃんと伝わってる。
「んで、色々考えて、俺もこういう仕事やから」
『…そうやね、』
「で考えて色々悩んやけど、」
「俺が辛い時とか楽しい時とか…やっぱAには傍におってほしいなって思ったから」
「一緒に住まへん？」
『…………』
「って言いたかってんけどまあタイミングミスってたなあ」
『あは(笑)ほんまやで。何でドライヤーしてる最中やねん』
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ribbon(プロフ) - 寧/ﾈｲさん» コメントありがとうございます。忙しくてなかなか更新できずにいたのですが、そろそろ再開します😊 (2022年8月27日 13時) (
レス) id: f2de7a9981 (このIDを非表示/違反報告)
寧/ﾈｲ - 担当の小島くんmainの作品みつけたっ!!と思ったら神作すぎて更新全裸待機状態です...(嬉泣)更新楽しみにしてます、頑張ってください!! (2022年8月27日 1時) (レス) @page13 id: 0cb579aaa5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：karin | 作成日時：2022年8月12日 11時
